11月14日(金)
私のブログの師匠である I さんが昨日のブログで先日NHKが放映した「振り込め詐欺特集」について取り上げていた。この番組は私も見ていたが、これだけ報道されているのに、そして毎度お馴染みの犯罪パターンなのにどうしてあんなに簡単に騙されちゃうのだろうと以前から不思議に思っていた。
「金を盗られた後で子供や孫に連絡して騙されたと気付いた。」何て言ってるけど、順番逆だろと他人事ながら歯がゆくなる。それだけ詐欺師連中の手口が巧妙なのかも知れないが。
それともう一つ、「老後破綻」が話題になり貧困に喘ぐお年寄りが問題になっている世の中だが、数百万~数千万の現金を即座に右から左へ動かせる金満のお年寄りも多く存在するのも、それもちょっとした驚きだ。
昨日、その振り込め詐欺グループの一味が逮捕されたと報道された。何と12億円余の金を騙し取り豪遊三昧だったそうである。その悪知恵をもっと真っ当な事に使えよと腹立たしい限りだ。
同じ悪党でも、江戸時代の「ネズミ小僧」みたいに義侠心溢れる悪党は居ないものだろうか。まあ義侠心があったら悪党にはならないのだろうけど。
もし居たならばお金持ちから奪った金で、日テレの24時間テレビ番組チャリティーみたいに福祉車両等を全国津々浦々の福祉施設にバンバン寄贈して、「愛は地球を救うオレオレ号」何て書かれた福祉車両が全国各地を走り廻り、アア有効利用されてるなあと案外感じ入るかも知れない。
近所に大金持ちの頑固爺さんが居て「出すのは舌も嫌だ。」というようなドケチで嫌われ者だったら、その義賊に「イイカモの爺さんが居るよ。」と教えてやったりなんかして・・・・