Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

榛名山、掃部ヶ岳~杏ガ岳 

2014年11月16日 | 山歩き

 11月15(土)          天気=晴れ時々曇り

08:25掃部ヶ岳登山口→ 08:44~50硯岩→ 09:30~45掃部ヶ岳→ 10:04西峰→ 10:30耳岩→ 10:43~53杖の神峠→ 11:43~12:20杏ガ岳→ 13:13杖の神峠→ 14:00榛名湖畔

 

 

 山の会の仲間13名を乗せたマイクロバスはAM8時過ぎに国民宿舎榛名吾妻荘の脇にある登山口に着いた。バスを降りると標高1千mの清涼な空気が身を包み心地よい。軽い体操の後出発する。

 樹林帯の道を登り、20分足らずで硯岩に着く。此処は高さ40~50mの断崖絶壁で榛名湖展望の絶好ポイント円形の湖と少し傾いた台形の榛名富士が印象的だ。硯岩から分岐に戻り、掃部ヶ岳へ向かう。

 硯岩から榛名湖と榛名富士

 硯岩の岩壁

 この登りは、山頂近くまで木製階段が続いている。この階段できた当初は歩き易かったのだろうが、今は踏み場の盛り土が抜け落ち、障害物と化している。こんな役立たずの階段は無い方がましだ。

 障害物と化した階段

 階段の急登を終え、掃部ヶ岳(1449m)に着いた。此処が榛名山の最高峰、周囲の展望は効くが、高曇りの空にあまりパッとしない眺めだ。全員の記念写真を撮り、休憩の後、山頂を後にする。

 掃部ケ岳山頂

 しばらく笹に覆われた道のアップダウンが続く。途中の西峰のピークから小さくなった榛名湖が望まれた。更に進むと「耳岩」と呼ばれる怪岩が現れた。その姿は岩でできた鬼のようだ。

 笹に覆われた尾根道

 西峰から榛名湖

 耳岩の先の分岐で杖の神峠へと降る。これが中々の急降下、会員のTさんが転んで危うく転落しそうになりヒヤッとした。降り着いた峠には舗装された車道が通じている。此処で一息いれる。

 杖の神峠の道祖神

 道路を渡り杏ガ岳へと進む。峠から杏ガ岳までのコースは地図で見ると緩やかな道だが、実際に歩くと途中に二つのピークがありかなり急なアップダウンが続く。三番目のピークには小さな祠があり此処が山頂と思ったが、もう一つ先のピークが杏ガ岳(1292m)だった。

 杏が岳山頂

 展望は無いが草地の居心地良い山頂だ。此処でランチタイムとする。約40分の滞在後、全員で記念の写真を撮って、山頂を後に杖の神峠へ戻る。峠からは狭い車道を東へ向かい榛名湖畔へと降る。この車道は峠付近こそ舗装されているものの、大部分が荒れたダート道で四駆車以外は通行困難だろう。

 杖の神峠付近から榛名の山々

 約1時間足らずの林道歩きで榛名湖畔に戻った。その後登山口近くの国民宿舎榛名吾妻荘に立寄り入浴する。此処の温泉は5階にあり、広々とした浴槽と素晴らしい眺望ですっかり気に入った。料金も500円と安くお勧めだ。温泉を出ると伊香保温泉でお土産を買い、帰宅の途についた。案じていた帰りの高速渋滞にも遭わず陽の明るいうちに我が家へ戻る事ができた。

 今日は谷川岳付近まで雪雲に覆われる冬西高東低の天候だったが、その雲も榛名山までは到達せず風花が舞う程度で、寒々しい空気の中にも明るい日差しがあり心地よい登山日和だった。

 なお、今回の山行については山の会仲間のS夫妻が数日前に同じコースを踏破してその詳細をブログに載せており、この情報が随分役立った。S夫妻どうもありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする