Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

北海道千歳市、樽前山~風不死岳登山(詳細)

2017年10月05日 | 山歩き

 9月26日(火)     天気=晴れ

08:45七合目登山口→ 09:37~42樽前山(東山)→ 10:04西山分岐→ 10:30七合目分岐→ 12:03~25風不死岳→ 13:29~37七合目分岐→ 14:26七合目登山口

 

 支笏湖畔のホテル休暇村を朝方出発し、湖畔沿いの道を走り最後は樽前山へ向かうダートの道を遡って8時半過ぎ登山口の七合目駐車場に着いた。平日なのに数十台は停まれる広い駐車場は既に多くの車が停まっており、交通整理のオジサンが誘導に追われていた。

 七合目登山口を出発

 登山口からしばらく樹林の道を歩く。15分も登ると森林限界を脱し、眼下に支笏湖の青い湖面が望まれた。吹く風が爽やかで見上げる登山道には、点々と登山者の姿があった。

 樹林帯を越えると眼下に支笏湖が

 頭上に樽前山の稜線

 登山道から風不死岳方面

 外輪火口へ斜上するように登り詰め、火口縁の分岐に着いた。ここを右に行けば東山、我々は左に曲って少し先の小高い970Mピークへ向かう。ピークからは眼下に広々した原生林と苫小牧の市街地や青い海原が望まれた。

 火口の稜線間近

 970Mピークから山頂ドーム

 ピークから苫小牧市街地方面

 970mピークから来た道を戻り、東山を目指す。火山灰の急坂をしばし登って東山(1022m)に着いた。樽前山の最高点は火口中央に聳える山頂ドーム(1041m)だが、この一帯は立入禁止なので一応東山が樽前山山頂となっている。

 樽前山(東山)への登り

 樽前山(東山)山頂

 東山から支笏湖方面

 東山から山頂ドーム(左奥のピークが西山)

 陽射しはあるが山頂付近は凄い風で、強風に追われるように東山を後にする。火口壁沿いの眺めの良い尾根をユルユルと降り、西山の分岐を過ぎて風不死岳の登りに入る。荒涼とした樽前山と対照的に風不死岳は豊かな自然林に覆われている。紅葉にはまだ早いが所々色づいた木々も点在する。

 東山から風不死岳へ向かう尾根道

 道沿いにあった巨大噴石

 西山分岐

 風不死岳へ続く道

 七合目登山口への分岐を過ぎしばらく平坦な登山道を進むと岩場を含む急登が始まる。この辺りが胸突き八丁で一番ハードな個所だ。風不死岳はそう簡単には登らせてくれない。

 七合目分岐を過ぎ平坦な道

 少し色づき始めた樹林帯

 急登の鎖場

 岩場の急登を過ぎると樹林帯の心地よい登りとなる。その後幾つか小ピークを越えて風不死岳(1102m)に着いたが、岩場の先からもけっこう長い道程だった。

 登山道沿いの変わった巨石

 樽前山が遠くなった。

 狭い山頂からは奥に羊蹄山を従える支笏湖の眺めが秀逸だった。風も穏やかで温かな陽射しが心地よい。地元の千歳から来たという若い女性が一人先着しており少し言葉を交わしたが、素朴な雰囲気の笑顔の素敵な女性だった。

 風不死岳山頂

 山頂から支笏湖(左奥に羊蹄山)

 山頂から樽前山

 下山後は旭川まで移動する為あんまりノンビリもできず、20分程休憩で山頂を後にした。来た道を辿り1時間程で七合目登山口分岐まで戻り、ここから樽前山の山腹を巻く緩やかな道を伝って午後2時半頃、七合目登山口へ戻り着いた。登山口周辺は凄い賑わいで警察や自衛隊、消防署の車で停まっており、駐車場からはみ出た車が道路脇に何台も停まっていた。

 手前のピークから風不死岳

 岩壁脇を降る。

 七合目登山口分岐から登山口への降り

 見上げる樽前山の山腹

 なだらかな草原を行く。

 七合目登山口のヒュッテに到着

 実は樽前山には40年以上も前の20代の頃に一度登っている。でもその頃は貧しくてカメラも無く薄い思い出だけだったので、思い出確認の再登山だったが、幸い天気に恵まれて爽やかな秋山を存分に満喫できた。

 

コメント
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