10月9日(月)
今日が体育の日という事もあってか、テレビ等では健康に係わる運動の重要性を盛んに報じていた。そんな中で、典型的な老人向けスポーツである「ゲートボール」の人気が凋落しているそうだ。
高齢化社会なのに何故なんだろうと思ったら、元気な今のお年寄りにはゲートボールは物足らなくて登山やマラソン更には水泳、クライミング等もっとアクティブなスポーツに挑戦しているそうなのだ。
昨日もクライミングに興じるお年寄りがテレビで放映されていたが、健康長寿が叫ばれる昨今、誠に喜ばしい姿ですね。・・・・ジャ無いだろが、こんなに元気な年寄りばかり増えたら年金の支払いが際限無く増えて、それでなくても厳しい日本の財政が破綻してしまうではないか。
その点昔のお年寄りは偉かった。大体が50歳で定年を迎え、概ね70歳頃にはあの世へ旅立たれた。江戸時代何かじゃ、働けなくなったら自ら姥捨て山へ身を投じる人さへ居た。
それが今の年寄は何だ。「長生きしててゴメンね。」と恥じ入る気持ちでもあれば少しは可愛げもあるが、やたら健康・元気を自慢して得意顔、昨日テレビに出ていたクライミングジムの爺さんども等は、むさ苦しい筋肉美?を誇示してあと50年は長生きしそうな面構え連中ばかりだ。
こんな映像を見せられて現役世代でお仕事を頑張っておられる皆様方は、「やってられネーヨ。」とさぞかし遣る瀬無い思いに陥るのではとお察しいたします。「こんな無神経な年寄ばかりで誠に申し訳ありません。」と私同世代の一員として心よりお詫び申しあげます。・・・・「エッお前だってそうだよ。」と・・・・平に平にご容赦くだされ。