10月17日(火)
せっかちな性分なので国政選挙の期日前投票へ行ってきた。平日の午後なのに投票所の市役所はけっこう混み合っており、気のせいかも知れぬが選挙への関心の高さが窺われた。
ところで今回の選挙、我が街においては市会議員補欠選挙も同時に行われる事をすっかり失念していた。国政選挙はうるさい程に運動を繰り広げているから候補者の名はしっかり把握しているが、補欠選挙はポスターを見た事も無く候補者の名前すら知らなかった。
衆議院選挙は誰に投票するか心に決めていたからスンナリ書けた。しかし市会議員補欠選挙の投票ではハタと迷ってしまった。1名の当選者に対し共産党の女性1名と無所属の男性3名の計4名が立候補していた。しかし投票所に張られた候補者紹介の用紙には、年齢、住所、性別、職業、経歴、学歴、公約等一切無く、書かれているのは氏名だけなのだ。
これでサア決めろと言われても困ってしまう。白紙で出すのも何なので、取りあえずアイウエオ順で一番早い I さんに投票した。これで参政権の義務を果たしたが、こんな投票で良かったかと自戒の念が無い訳じゃない。
しかしこんないい加減な選挙だったら、案外私が出たって当選したやも知れぬ。こう言っちゃ何だが私の名前はいわゆる珍名に属し、よく他人様から「縁起の良いお名前ですネ。」と誉められる。
投票に来た人がこんな私の名を面白がって沢山記入してくれれば、晴れて私は当選し議員先生様だ。そうなれば議員報酬が頂けて、今よりもっと豊かな老後が送られる。議員になった暁には兵庫県の号泣議員を見習って、出張手当で明日は伊香保その次熱海と三日に一度は温泉三昧を楽しもう。