Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

南会津町、大博多山登山(詳細)

2017年10月29日 | 山歩き

 10月27日(金)     天気=晴れ

 

07:40登山口駐車場→ 08:30~46尾根取付点→ 09:21ブナのピーク→ 09:30~10:20大博多山→ 10:28ブナのピーク→ 10:55~11:00尾根取付点→ 11:40登山口駐車場

 

 紅葉を求めて、会津の大博多山へ出掛けた。ダイハダ山というのがこの山の名称で、「福島県の山」というガイドブックでその名を知った。昨夜は那須塩原の道の駅「湯の香しおばら」で車中泊、今朝方早く大博多山へ車を走らせた。

 旧南郷村の道の駅「きらら」を過ぎ国道401号から登山口へ向かう林道に入ったが、酷い道でしばらく進むと行き止まりになった。道を間違えた事に気付き再び里の集落へ戻り、しばらく南下すると入口に「大博多山→」と書かれた標識の林道が在り、こちらが正しい道であった。

 この林道も最初こそ舗装路だったものの、すぐに荒れたダート道となり車底が擦りそうでヒヤヒヤしながらしばらく運転し、やっと登山口へ着いた。登山口には車5~6台分程の駐車スペースがあり、入山記録のポストもあったので妻と私の氏名・住所を記入した。

 大博多山登山口

 準備を終えて沢沿いに数分歩くと右折して沢から尾根へ向かう坂道となる。これが最初から急登の連続で疲れる道だ。幸いトラロープが随所に張ってあるので、あまり信頼できないが随分と助かった。

 急登の登り

 黄色く色づいた樹林帯

 20分程登ると傾斜少し緩み歩き易くなったが、しばらく行くと又急登の道になった。でもこの辺り黄色く色づいた木々が綺麗で急登の疲れを紛らわせてくれた。やがて傾斜が緩み尾根の一角に達した。登山口からここまで約1時間、木々の合間に周囲の展望もありちょうど良い休憩ポイントだ。

 尾根取付地点

 取付地点付近から山腹の紅葉

 登山道からブナのピークを仰ぐ

 休憩後緩やかな尾根道をしばらく進み、その後ブナのピークに向けて直線的な急登になる。額に汗しながら黙々と登ると、ようやくブナのピークに着き、樹林越しに大博多山のピークが見えた。ブナのピークから緩やかに上下し10分足らずで大博多山(1314m)に着いた。

 紅葉の尾根道

 ブナのピーク

 大博多山山頂

 10名も居れば溢れそうな山頂からの展望はソコソコに良く、北には薄く雪を被った飯豊連峰、東は那須連山、そこから峰伝いに奥日光の山々が見える。登山日和の中誰も居ない山頂でお湯を沸してランチタイム、のんびりと周囲の展望を楽しむ。

 山頂から登って来たブナのピーク方面

 北に遠く飯豊連峰方面

 東に遠く那須連山

 ランチタイムを終えると、山頂を後に来た道を降って行く。このまま今日は誰にも会わないかなと思ったら、先刻休憩した尾根の取付地点で10名程の中高年団体さんと遭遇、栃木県南端の街から早朝出発して来たそうだ。

 ブナのピーク直下の急な降り

 彼らと挨拶を交わし、登りで苦労した急坂を滑らぬように慎重に降って行く。紅葉の樹林が陽に輝き身体が黄色く染まるような気がするほどだ。ロープに縋るようにして沢底まで降り、山頂から1時間20分程で登山口へ戻って来た。苦労して降った割には早く下山できた。

 樹林帯を降る

 沢に降り立った

 大博多山は距離こそ短かったが、急登の連続でけっこう登りでのある山だった。でも素晴らしい紅葉と展望に出会えたから満足の山行でした。明日は志津倉山を登る予定だが、台風が近づいているので天気が持つか心配だ。

コメント (2)
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