Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№18、北海道、狩場山(3百名山)

2017年10月25日 | 三百名山回顧

平成24年8月14日(火)      天気=晴れ

06:55千走新道登山口→ 07:44~50四合目→ 09:06~13南狩場山→ 09:33~58狩場山→ 10:16南狩場山→ 11:24四合目→ 12:03千走新道登山口

 

 途切れ途切れに続く日本三百名山回顧、さて今回は道南の最高峰「狩場山」です。前夜は日本海沿いの鄙びた漁村にある道の駅「よってけ島牧」で車中泊した。ここから仰ぐ狩場山はゆったりとして実に雄大な山容だ。

 早朝、道の駅を出発し狩場山山中の賀老高原へ車を走らせる。賀老高原のキャンプ場までは舗装路であったが、その先は荒れたダート道に変わる。でも日高のダート道に比べたら、まだマシな方だ。その道も2キロ程走ると終点で、千走新道コースの登山口だった。

 登山口には車10台分程の空き地もあり、先着の車が1台停まっていた。登山口から歩き始めてしばらくは樹林帯が続く。傾斜は緩やかで歩き易い道だ。樹丈が低いので気をつけないと時折樹木が頭に当る。道沿いは1合目から順次几帳面に道標が設置され、良い目標となっている。

 千走新道コース登山口

 1時間程で樹林帯を脱し、頭上に狩場山の稜線が姿を現した。草原の急坂をしばらく登ると分岐に着き、左は真駒内コースで我々は右手の道を進む。やがて尾根に到達し、岩場ッポイ急登を越えて南狩場山(1464m)のピークに着いた。

 樹林帯を脱し、狩場山が見えた。

 真駒内コース分岐から来た道を見下ろす。

 南狩場山手前から、南狩場山(右のピーク)と狩場山(左端のピーク)

 樹木に阻まれ山頂からの展望は無い。南狩場山からハイ松の根が絡む歩き難い道だが、少し進むと突然幕が開けるように山頂へ続く緩やかな草原に変った。草原の快適な道を進み、山頂手前の姫沼に達すると上から単独の青年が降って来た。

 姫沼

彼は登山口にあった車の持主で、今は地元に移り住んだが最近まで関東で暮らしていたと言う感じの良い若者だった。姫沼から草原の道を僅かに登ると、そこが狩場山(1520m)であった。

 狩場山山頂

 山頂から西の眺め

 山頂から東の眺め

 今日は小春日和の好天で実に心地よく、山頂からは茫洋とした展望が広がっている。30分近く滞在し山頂を後にする。登って来た往路を降って、山頂から2時間余で登山口へ戻って来た。車に乗ると賀老高原キャンプ場近くの賀老の滝を見物する。駐車場から急坂を10分程降り川床に降立つと、目の前に画老の滝が見えた。水量豊かなドッシリした名瀑で一見の価値ありです。

 賀老の滝

今日の狩場山登山は天気に恵まれて実に気分の良い山歩きができました。更に三百名山登山の旅は続き、この後日本海沿いに南下して、次は渡島半島南端の大千軒岳を目指します。

コメント
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