10月23日(月)
イヤア~、昨日は快心の勝利だった。エッ何がって?衆議院選挙の結果じゃありませんよ。ボクシング村田亮太の世界ミドル級タイトルマッチの試合です。勝って当然と言う世間の熱い期待と重圧の中で、見事に勝利し涙を流した村田亮太は男の中の男、観ていたこっちも思わず貰い泣きしてしまった。
アッソウソウ選挙の方は自民・公明の与党が過半数を制し、結果は選挙前とさして変わらずのようですね。希望の党何てぇのができて、野党の顔ぶれが少し変わったぐらいなもんでしょうか。
しかし小池さん、一体何をやりたかったんだろうネ。都議会選挙で都民ファーストが圧勝したのに自信をつけて、「天下を取ったろ。」とでも思ったか。植木等じゃないけれど、「アッ、お呼びでない?お呼びでない?~こりゃ又シンヅレイいたしやした。」という幕引きに終わってしまった。
世間の目は辛辣だけど政治家の皆さんの事、私心の奥底ではリスペクトしてるんですよ。だってそうでしょ。世の為人の為一生懸命やってるのに、ボロクソに言われて一寸でもおかしな発言があれば人間性まで叩かれる。選挙になれば誰彼かまわず頭を下げて、連れてるポチまで笑顔を振り撒く。お国の為とは言いながら、中々できるこっちゃありません。
だけど政治家の方々をあまり好きになれない事の一つは、議場や選挙運動でで繰り広げられる「罵詈雑言」や「悪口、罵り合い」の数々、論戦の戦いだから汚い言葉もやむを得ないかも知れないが、国をよくしようという思いは同じ何だから少しは互いにリスペクトしなくっちゃ、私は本質的に平気で他人の悪口を言う人間を好きになれないのです。
その点、昨日の村田亮太は偉かったなあ。遺恨の試合があったのに、勝っても驕らず敗者のエンダムを思い遣り、「彼は友人です。彼の分の責任も伴って、これから戦っていきたい。」という言葉を聞いた時、又目頭がジーンと熱くなってしまった。