新聞販売店から「斉 白石(サイハクセキ)絵画展」のチケットを貰ったので、開催場所の東京国立博物館へ出掛けた。久々に訪れた上野公園は師走のせいだろうかいつも程の賑わいは無かったが、パンダ人気の上野動物園などは行列ができていた。
東京国立博物館遠景
斉 白石展は、国立博物館の入口を通過してすぐ右手の建物「東洋館」で開催されていた。斉 白石さんとはどんな人物なのか全く知識は無かったが、紹介パネルを要約すると、「彼は農村出身で苦労の末に才能を開花させ、中国近代絵画を代表する偉大な画家となった立志伝の人物」のようです。
東洋館入口
展示会場入口
斉白石先生紹介パネル
彼の絵は花鳥風月を題材にした水墨画で、日本画にも通ずるものがあり素晴らしい作品ばかりです。・・と口コミしたいところだが、私恥ずかしながら絵に関しては全くのトーシロ、「豚に真珠」「猫に小判」なもんですから感想は「・・・」とさせていただきます。
3階の斉白石展会場入口
展示作品
同 上
東洋館の広い館内は、その他にも中近東から東アジアに至るアジア各地の歴史を彩る収蔵品が数多く展示されており、斉先生には申し訳なかったが、こちらの方が充分に見応えがあって感銘を受けた。
1階入口に立つ石像
インドネシア紙絵劇のキャラクター
博物館を出るとこのままスンナリ帰るのもつまらないので、ウォーキングがてら都内を脚の向くまま散策した。狭いようでも広い東京は、近代的ビルの裏に古い歴史の面影があり、歩くたびに新たな発見があって楽しい散歩道だ。上野から歩き始めて池袋駅へ着いた時は、夕闇迫りイルミネーションが輝いていた。
後楽園東京ドーム付近
文京区の伝通院
文京区の護国寺
豊島区の鬼子母神
夕闇の池袋駅東口
ウォーキング経路