monologue
夜明けに向けて
 



しかしながら原爆を起爆装置として使い圧倒的な威力を持つ終末兵器として使用された「コバルト爆弾」が起爆した際に放出されて全世界を覆った膨大なコバルト60は半減期が約5.27年でγ線を放射したのでその間に全生物が死滅してしまっている。
fumio

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失敗  



サイリュートは残念ながら失敗だった。イデオロギーと宗教の対立による戦争が勃発してしまったのである。

危なすぎるので永久使用禁止と決められていたはずの最終兵器が精神レベルの低い指導者の命令によって使用されてしまった。国のリーダーとなるにはそれなりの修行が必要なのだ。修行もせずにダイナステイ(名門王統)継承や権力闘争によって支配者となれば精神が伴わないままなのでつまらない、いざこざや意地の張り合いによって人類ばかりではなくあらゆる生物を絶滅へ導くことになるのだ。

地球は想像以上に汚染されていた。再び多くの生物が共存できる美しい惑星ではなくなったのだ。
どうすればいいのか。地球救済委員会が急遽招集されたが選択肢は少なかった。再び水没によって急場を凌ぐことになった。そんなことをしていいのか。その惑星の生命力の疲労困憊が限界に達して再起動できない恐れがある。宇宙のゴミとして銀河系を永遠に漂う星にしていいのか…。委員会は紛糾した。
fumio



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祖型  


サイリュートは現代文明の祖型となっている。わたしたちはサイリュートで起こったことを繰り返しているのである。
回り灯篭のように回転して踊っている。どこでどう違う振付をつけるのか。それが問題なのだ。
fumio

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そして、ジャイアントロックより離れた龍意識たちは新人類として新世界を構築してそれぞれの時代を牽引してダビデ、カエサル、ナポレオン、シェークスピア、ヒトラー、ベートーベン、エジソン、ゴッホ、アインシュタイン、ドストエフスキーなどという名前で活躍したのであった。その時代がサイリュートと呼ばれることになる。fumio


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ポセイドーン(龍意識)はジャイアントロックから離れゆき、ヒューマノイド型人類の姿形をとった。そして各地で様々な文化を創め開き試してそれぞれの時代に合わせてそれぞれの世界のリーダーとして立った。
fumio

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巨岩(ジャイアントロック)と呼ばれる集合意識体であるポセイドーンはそのようやく再起動した地球に新たな文明の種を撒いた。
fumio

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再生  



銀河系宇宙太陽系の重要な構成メンバーである第三惑星地球が膨大な数えきれないほどの生命を育む惑星としての役割を果たさないとなれば宇宙のバランスが壊れて他の惑星仲間にも影響を与えるのだ。地球救済委員会は様々な再生方法を案出したが結局最終的には疲弊しすぎる危惧が払拭できないままデイメンションジャンプによる再起動を選択した。次元ジャンプ試行が果てしなく繰り返されたが、地球は全く反応しないままに永劫を思わせるほどの時が行き過ぎた。
そしてジャンプを阻んでいた時空の縺(もつ)れがなにかの拍子に解(ほど)けた時、それまで反応することのなかった地球がある時、ついにおもむろに起動したのだ。ハラハラして応援していた他の惑星の意識体たちも歓喜に湧いた。銀河系宇宙太陽系の失われそうになった第三惑星が再び生命を育む惑星として蘇ったのである。碧く美しい生命の星の回転が始まった。虹色の時間が麗しく流れだしたのである。
fumio

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紛糾  




スペースユニオン、銀河星団太陽系(ソーラーシステム)支部地球救済委員会は救済方法を巡って紛糾した。大きな負荷がかかってその惑星自身が疲労困憊しきって疲弊してしまう可能性があるデイメンションジャンプ(次元跳躍)による再起動を選択すべきかどうか。
fumio

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アトランティス時代当時の爛熟した最先端科学技術でもとても手に負えなくなった二酸化炭素などの温暖化ガスや使用済み核燃料ゴミの放射能を荒れ狂う嵐雨や海水によってすべて洗い濯がれ禊(みそぎ)を終えた地球意識はなんとか自らの命脈を保ち続けたがあらゆる生物の生命活動を支える惑星としての使用にはとても堪えない状態になってしまっていたのだ。それをどうにかして打開するべく地球再生プロジェクトが立ち上げられたのであった。
fumio


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水没  


現代文明のミーファースト主義国家同士で行われているような最終兵器の開発競争が進みすぎて行き着くところは絶滅となったアトランティス大陸は豪雨竜巻地震稲妻雷鳴海底火山のマグマ噴火などを繰り返し荒れ狂う嵐の中で津波に吞み込まれ海中に没した。
fumio

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準備  


絢爛たるアトランティス文明の手に負えなくなった先端科学などのトラブルを洗い流す準備作業として時到るまで秘密を守るためにその主要部をアーカイブにして別次元に移動して保管したのである。
fumio

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絶滅  


そのまま放埓に進めば地球の全生物絶滅が不可避になってしまったのである。それで一旦水没して地球上に新たな文明を築くことになったのであった。
fumio

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危機  



アトランティス大陸ではありとあらゆる文化文明が次々に花開き華麗に賑わいさざめいた。
しかしながら必要な精神の発達が遅れたまま科学が一方向に進みすぎて地球の存続に危機が訪れた。
fumio

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「はじかみの色立つ午後 酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝」 
 
この宇宙神霊アリオンメッセージによりアトランティス復活プロジェクトがスタートした。
始神(はじかみ)は初めにポセイドーン意識としてアトランティス大陸に文明を創造して統治した。
ポセイドーン意識とは巨岩(ジャイアントロック)とも見える多数の意識の集合体だった。それはその用途によって姿を変える龍体つまり流体だった。
fumio

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「はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝」という宇宙神霊ARIONのメッセージは95/11/09に発され、当時は意味不明だった。25年の時の封印がしてあったので2020年にならないとその意味がわからなかったのだ。
fumi

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