イザナギの使用した湯津津間櫛は爪の形をした歯の多い櫛という説があるがかれは黄金太陽の内部で具体的にはどんな形の櫛を使用したのか。
かれはまず開くために黄金太陽の「手」の形の手櫛と閉めるためには逆の形すなわち「毛(も)」の毛櫛とふたつの櫛を使用した。それが黄泉の坂本の「もも」とつながる。
「も」あるいは「もも」関連でふっと思い出した以前の藻刈り神事の宣伝をもう一度掲げる。
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2005年5月21日(土)
藻刈り神事 伊勢市
霊蹟・興玉神石にて無垢塩草の霊草を刈り取る神事
開催場所 二見興玉神社
開催時間 10:00~
料金など 無料
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興玉神石のあたりで藻鹽草を採取する神事を藻刈り神事という。
なぜそんな神事が必要なのだろう。表面でいわれていることの裏に必ず別の意図がある。
その二見浦には答志島という島がありそこには桃取という地名があった。
なぜニギハヤヒがわたしたちを古事記(ふることふみ)つまり「布留言文」の解読に誘ったのかがわかるような気がする。
「も」を刈ること、桃を取ることは白をフタしている「百」をとることになる。
そして「も」をとれば「戻る」。いつものように得意の駄洒落で岩戸開きを示唆しているのだ。
岩戸が開けば、ふたたび統治者に戻るということのようである。
fumio
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