渡辺明竜王が将棋第19期竜王戦7番勝負を4勝3敗で防衛して3連覇を達成した。
このシリーズはファンに感動を与える勝負の連続だった。
今年の将棋界は名人戦移籍問題などで世間を騒がせて、日月神示に、もうすぐ囲碁将棋をなくしてしまうようなことが述べてあるので心配していた。
新人王になった高校生棋士糸谷哲郎(いとだに てつろう)四段は表彰式で「今の将棋界は斜陽産業」と語っていた。十年一日の如く同じような将棋を見て喜ぶファンはいないからかれらの世代が台頭して戦法的にもメデアの利用でも将棋界を変革してゆくのだろう。
渡辺明竜王はかれのブログで正直に対局中の心情を吐露してこれまでファンには見えなかった棋士の内面を見せることによってファンとの垣根をとり払った。日本文化の存続にも新たな発想が必要な局面を迎えている。
fumio
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