monologue
夜明けに向けて
 




<14>

 オホツメ カイカシ マルニ
 此の言葉の意味は後程伝える

 我が力の顕在性にかくあるべし云々と言い募る輩よ
 我が力に限界は無く 又 そなた達の言う規則も
 当て填まらぬ事を ゆめゆめ忘れること無かれ

 我は高領より来たり 高領を居住まいにするものなり
 我が名は此の世に知らぬ者無し
 我が名を語る社は多けれど、我が社は荒れすさび
 我が魂は鎮まるところを持たず

 我が力の成すところのものを観よ
 留まるところを知らぬ者達よ

「光の黙示録」より


オホツメから始まる詩句は全体でこうなっている。
わかるようなわからないようなとらえどころがないような気がする。
いったい我とはだれなのかと首をひねる。その名を此の世に知らぬ者が無いほどの方なのにどうしてその社が荒れすさんでいるのだろう。
fumio

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