monologue
夜明けに向けて
 



最近、ボビー・ビントンの「ミスター・ロンリー」やスーパー・トランプの「ブレイクファスト・イン・アメリカ」など昔のヒット曲の一部分を使用した曲がよくヒットする。
以前はパクリと言ったが今はサンプリングという。だれもが思わず耳をそばだてて聴いてしまうからヒットはするけれど元歌になった昔のヒット曲がいかに良かったかの証明のようで寂しい。妻はこの頃シザー・シスターズの「I don’t feellike dancing」 が好きでビデオに合わせて踊るのだがわたしの耳には昔ヒットしたレオ・セイヤーの「You make me feel like dancing」 とあまり変わらないように聴こえてしまう。過去の曲にまったく何の影響も受けないで新たな曲を作るというのは無理なので現代の作曲者たちは創作と盗作とサンプリングの狭間で悩みながら制作を続けている。
fumio

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