monologue
夜明けに向けて
 

人魚  


93/08/16 打ち寄せる波に人魚は歌わず、蟹は月を呼ばないだろう

94/11/09 ひた寄せる波打ち際に残るのは、人魚の足跡かはたまた龍の涙か…


93年と94年のこれらのメッセージはなぜかことばの選び方がそっくり。「打ち寄せる波」の語順を入れ替えて「寄せる波打ち」としている。波はもちろんイザナミだが「人魚」は自然に女性かと思ってもこれは「人逆名」でニギハヤヒなのである。蟹、月、龍、とかれの象徴をヒントとして並べ 「涙」で寄せるイザナミとの復活を預言する。
fumio


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


河原  


95/06/04 河原に残る痕跡。人が人として生きること。夢枕。


「河原」は皮腹で、そこには人が人として生きる痕跡が残る。その人の生き方によって皮膚に深い苦悩の皺が刻み込まれたり、脂肪を貯めたメタボ腹になったり、忘れても夢枕にその思い出は甦る。
fumio




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )