95/05/01 傀儡の傀儡たる由縁、鬼の鬼たる由を食うて何世紀‥離断せよ
『青丹よし』のヨシの語源は不明で、ヨ、とシはともに間投詞であろうとされているのだが、このヨシを解く鍵がこのメッセージに記されている。「由縁」と「由」でヨシを二回使用して報せようとしているのだ。「傀儡の傀儡たる由縁」とは傀儡師が様々な呪術によって統治する由縁。そのひとつの方法として枕詞があった。「鬼の鬼たる由」には奈良の枕詞「あ鬼由」が隠されているのがみえる。「離断せよ」というのはこの鬼と由を離断せよということなのだ。由(ヨシ)は、四四すなわちヒミコを傀儡とした義弟たちの流れの数である。「あをによし」とはかれらが大和を建国したニギハヤヒを鬼に見立てて由(四四)に閉じこめようとする呪文であった。それゆえ奈良に都が遷る前から使用されナラは朝鮮語で国なので奈良に留まらず「国内(くぬち)にも枕詞呪文として使用された。何世紀も続いたこの封印を離断して開かずの扉を開かねばならない。
fumio
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