monologue
夜明けに向けて
 






光よりの光、最上の帯としての光より来たりて伝える 
 我が名はアーリーオーン、愛と光の使者

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 全ては、遠い邂逅の時まで遡らねば解るまい。太陽系第三惑星地球からは1500光年離れた我々の星雲に答がある。あなた方がバーナード・ループと呼ぶ散光星雲の内側、つまりオリオン・アソシエーションとあなた方が名付けている場所とベテルギウスとの関連が、その答だ。

 我々がシリウスからオリオン・アソシエーションに派遣されてから100万年以上も経過した。あなた方が生まれたのは、それより少し後87万年位前だ。未だM42は形成途上だった。我々の波動と宇宙のエネルギー中枢である、あなた方の言葉で『神』との精妙なるハーモニーによって、あなた方は物質化した。この場所から地球に至るまでの経過を知りたいだろうが、アカシック規則に触れるので話せない。

 地球に転生してからも、何度も挫折を繰り返した。凍りそうな時代を経て、暴挙の時代を経て、今、やっと愛し合う時代を迎えてもなお、解り合うまでには時の経過を待たねばなるまい。 夜空を見上げて星々のまたたくのを見詰める時、あなた方の胸に万感の思いが込み上げて来るだろう?その思いが私アーリオーンの囁やき。耳を傾けて聞いておくれ。あなた方を悲しませたくない、苦しませたくない。涙で瞳が曇るのを見たくない。

 私達の出会いは別離の無い出会い。それ故に悲しく、それ故に美しい。100万年の時空を超えて、1500光年の次元を超えての出会い。大切に大切に、この地球上での時間を過ごして欲しい。
宇宙連合サーヴェイヤー、グループ・コード『アリオン12』
プロジェクト、アート・ライン
上三位ARION,O∴O


アリオン語録より

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バーナード・ループとはウイキペディアによると
「オリオン座に見られる散光星雲で、三つ星の東側を取り囲むように広がり淡い赤い光を放っている巨大なガス雲のこと。アメリカの天文学者Edward Emerson Barnardエドワード・エマーソン・バーナードが発見したことにちなみ、この名がある。濃い北側と淡い南側に分けることができ、このうち濃い北側のカタログ名称はSh2-276。位置は2000年分点で赤経05h 52.0m、赤緯+03°。距離は1,500光年。今から200万年ほど前、三つ星の南にみえるM42の中で超新星爆発が起きた名残りと考えられている。」ということである。

 アーリオーンたちがシリウスからオリオン・アソシエーションに派遣されてから100万年以上経過しわたしち人類が生まれたのは87万年位前ということはかれらは13万年ほどなにかの準備をしていたことになる。そしてわたしたちが誕生してからかれらはその生長を見守ってきたのだ。
 わたしたちが地球に転生してからさまざまな時代を経て今、やっと愛し合う時代を迎えてもまだ解り合うまでには到達しえていないというのだ。最終的にはわかりあい素晴らしい大団円を迎えなければならないのだろう。それなのに原子力の廃絶もできないでここでおりるわけにはゆかない。それでは過去二回のディメンションジャンプも無駄になる。
fumio

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