monologue
夜明けに向けて
 



ロシアでは上院議長はメドベージェフ大統領、プーチン首相に次ぐ国家ナンバー3の権力者というが、今朝のBS1「ワールドWaveモーニング」で、ロシア上院が21日、サンクトペテルブルク前市長のワレンチナ・イワノヴナ・マトヴィエンコ(マトビエンコ、Валенти́на Ива́новна Матвие́нко、Valentina Ivanovna Matviyenko、1949年4月7日-)議員(62)を議長に選出したニュースを大きく報じていた。
。ソ連時代以降の女性最高位に就いた。マトビエンコ氏は就任演説で「上院の権威を国内外で高めるため、最善を尽くす」と述べ、早速上院の定数を減らして動きやすくする改革に乗り出したという。

 マトビエンコ氏はウクライナ出身。レニングラード化学製薬大卒業、ソ連共産党地方幹部。ギリシャ大使、副首相、北西連邦管区大統領全権代表、サンクトペテルブルク市長というコースを辿り現在の地位まで上り詰めた。女性の時代を開く世界の潮流のひとりである。
ロシアはメドベージェフ大統領、プーチン首相、マトビエンコ上院議長の三人によって舵取りされてゆくことになった。
fumio

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