monologue
夜明けに向けて
 






曼荼羅画家、吉田等の消息を尋ねるコメントがついたのでかれの写真を掲載しておく。
かれだけを撮った写真はないので息子の一歳の誕生パーテイに集まってくれた仲間たちとの写真から吉田の顔だけをトリム。

かれの死はわたしが日本に帰国したあとロサンジェルスの仲間から報らされた。酒癖が悪いとは聞いていたがわたし自身がからまれたことはなくメキシカンたちに酒の上のイザコザで殴り殺されたと聞くと不思議な気がした。わたしにはいつもいい人だったから。米国での出来事なのでかれの情報はそれで途絶えた。命日も知らず時折かれの描いた曼荼羅を思い出すだけだったが今年やっとかれの意識のアクセスによって絵を数点わたしのブログに紹介して多くの人々の眼にかれの才能が触れる機会ができてうれしかった。吉田君、きみのかかわった人々がきみの行く末を知ってくれることがきみの望みだったんだね。わたしにアクセスしてくれた意味がやっとわかったよ。それじゃ、また。

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