monologue
夜明けに向けて
 



今週初め、インターネット版のLosAngelesTimesやNew York Timesに、映画「アラビアのロレンス」で主役を演じた俳優のピーター・オトゥール(81歳)が14日、病院で死去した、というニュースが紙面を飾っていた。日本ではあまり話題にならなかったがあちらでは大きく扱われていた。「アラビアのロレンス」といえば高校から全校生徒が授業の一環として観に行ったものだった。高校生のわたしには内容はさっぱりわからなかったが洋画を大画面で初めて観て壮大な景色をすごいと思った。そしてピーター・オトゥールの眼の色が美しくて驚いた。ガイジンの眼はキレイなのだ、と思った。その時はまだとても映画に対するまともな感想は持てなかったがそれから自分でも洋画を観に行くようになった。「アラビアのロレンス」は東映大映時代劇で育ったわたしたちの世代の変換点だった。
fumio

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