monologue
夜明けに向けて
 



昨日の「SONG TO SOUL」はサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」を採り上げていた。
この曲を聴くと 同志社大学出身のフォークバンド「ザ・ヴァニティー(バニテイ)」を思い出す。
「ザ・ヴァニティ」とはリードヴォーカル石塚成孝、コーラス越智友嗣、ベース井上博のトリオでサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」を得意曲にしていて抜群だった。かれらは日本コロンビアからカレッジフォークとして「ザ・バニティー 愛に吹く風」 というシングルを発売している。フォーク・クルセダーズ解散後、同志社大学の先輩端田宣彦が結成したシューベルツに越智友嗣と井上博が杉田二郎とともに参加して「風」をヒットさせた。リードヴォーカル石塚成孝は他のジャンルの職業に就きたいと加わらなかった。メンバーの抜けた「ザ・ヴァニティー」の方は石塚成孝(同志社大) 岡田恒夫(京都産大) 松田伸昭(大阪工大)という他校のメンバーとの「ザ・ヴァニティー」を再結成して1969年9月に「最後のお話」というシングルをキングレコードからリリースしている。そして 2003年にザ・ヴァニティーのリーダーであった石塚成孝が逝去したという。音楽以外の職業を選んでどこまで成功したのだろうか。合掌。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )