なんの利もないのに大変な思いをして海を渡って海外ライブ公演ツアーなどをして一体何になるのかと問われると、答えはすぐには見つからないけれどもそれぞれに違う出自のメンバーがそれぞれに違う経過を辿り同じ時期に同じ場所に集まり、出会い、研鑽努力稽古してその時代を代表するひとつのプロジェクトバンドとして活動することになっていたのだ。その時代に宮下フミオの魅惑のパフォーマンスに実際に接して魅了されて日々の暮らしを離れ、別次元に誘われて夢見心地の恍惚状態を経験した人々は幸せだった。残念ながらレコードやビデオは生きたライブではなく記録なのでその片鱗しか伝わってこない。
fumio
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