monologue
夜明けに向けて
 

  


「 さて冥界の王は、青ざめた頬を光の方へ向けながら微笑み」
今日はちょっと口直しに宇宙神霊アリオンのメッセージを料理してみよう。
このメッセージはさまざまな昔話のもとになった大和建国あたりの出雲と日向の闘争の歴史をうまく短くまとめて表現してある。
東征と称して長脛彦(ナガスネヒコ)たちの統治していた摂津の地を侵攻してきた日向軍の伊波礼彦(いわれひこ)の別名、諱(いみな)は狭野(さの、さぬ)、または彦火火出見(ひこほほでみ)でもある。
それでは料理をはじめる。
日向族の侵略戦争に敗れて冥界に退いた王、饒速日(ニギハヤヒ)が伊波礼彦にまず諱で「狭(さ)て」と呼びかける。
「青ざめた」は「青」を解字すれば、「月の主」だからツキヨミが醒めた。
「光の方へ」は「日仮のかたへ」で真ではない仮の日の方へで「向け」を合わせて日向を示唆している。「長等(ながら)は抵抗した長脛彦(ナガスネヒコ)たちを意味している。
最後に伊波礼彦のもうひとつの諱の「ほほでみ」に因(ちな)んだ発音で「ほほえみ」と発音する「微笑み」を配してある。
「火火出見(ホホデミ)」の「火火」は政権のことなので「ホホエミ」なら「「火火得見」となって政権を得る。
冥界の王「ツキヨミ」として雌伏していた饒速日が覚醒して政権を得て真の日としてこれから統治すると伊波礼彦に伝えている。
fumio

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