

旧布野ダッシュ村日記です。
今日は終戦の日。
戦後77年間も戦争が無かったことに感謝だが、戦時中
を思い起す記念館等を訪れると胸が痛む。
表題の人間魚雷 回天は、その昔転勤で徳山市(現周南市)
に居た頃に訪れたもの。
徳山港から船で1時間くらいのところに大津島があり、こ
の島に人間魚雷 回天の基地跡があり回天記念館もある。
人間魚雷とは字そのままで、魚雷に人間を乗せて操縦させ
敵艦に当たるという特攻兵器。
飛行機の神風特攻隊は良く知られているが、人間魚雷の知
名度?はあまり高くない、sekiも徳山に行って初めて知った。
九州の知覧と大津島が回天の基地だったようだ、ただ実践的
には敵艦に当たらなくても酸欠、燃料切れ等で帰らぬ人となった
ようだ。
そんな非人間的な兵器に、若い学徒動員の兵隊が乗り散ってい
ったようだ、回天記念館に行くと出陣前の手記が沢山展示されて
いる。
多くがお父さん、お母さんで始まる文書だ、あの時代大学で学
んでいた日本を背負うべき人間が、特攻で親より早く散っていく・・・
戦争の愚かさが直に伝わってくるしジーンとくる、是非機会が
あれば大津島を訪れてほしい。
もう一つ、周防大島に陸奥記念館があった、こちらも学徒の遺書
が沢山あった。
こちらも訪れてほしいもの。