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メヌエルでブラブラとすることもないので、先般買った軍師の門つまり黒田官兵
衛を昨日読み終えた、女房殿の「一日に読む時間決めて読みなさい、余計メヌエル
が悪くなる」等の圧力に屈せず。
で、読み終えての感想と言うか感じですが、ストーリそのものは軍師 竹中半兵
衛に続いて豊臣秀吉に使え、備中高松城の水攻め、秀吉天下取りの分け目となる中
国大返し、因幡の鳥取城の兵糧攻め等の策を駆使し秀吉を天下人に。
しかし、切れすぎる知恵者ゆえに秀吉に警戒・恐れられ、華々しい戦果には合わ
ない12万石の待遇、それでも晩年隠居してから息子黒田長政が筑前一国52万5千石
の大名に・・・
まぁそんな感じですか、読み進むと何かどこかで見たような、触れたような思い
がしてきた、最後に解説を見て納得したのは「天地人」つまり直江兼続の「義」だ
、作者火坂雅志の「義」の思いが如実に天地人と同様軍師の門にも刷りこまれてい
たのだ。
村長が愛読してやまない司馬遼太郎の緻密に資料を集めて、歴史考察し人物像を
浮び上がらせる手法とは異なり、歴史的事実を淡々と述べているが義、仁、愛のバ
ックボーンがよく反映され、血を流さない戦さを目指した官兵衛像がよく出ている。
これでNHK大河ドラマが面白く見れる。
余談ですが、その司馬遼太郎が街道をゆくで同行していた須田画伯の絵を尾道美
術館で今展示中だ、村長は26日の展示最終日に学芸委員の解説があるのでその日に
合わせていくつもりだ。
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