先日、送電鉄塔巡視路で山に登った帰り道
あるものを見つけて、夢中になってしまい
そこで1時間も道草してしまいました。
何を見つけたかと言うと
この田んぼの溝(笑)

の中で・・・冬越しをしている、いろんな種類の植物たちです。
溝の中は日当たりが良くて、冷たい北風も防げるせいか
他の場所で見る同種のものより大きいように感じました。

タネツケソウ。
元気いっぱいにバンザイをしているように見えます\(^o^)/
モミジバヒメオドリコソウ?

ホトケノザと葉っぱがちょっと違う気がします。
かといって、ヒメオドリコソウとも違うし・・
オランダミミナグサ

マツバウンラン

こんな可愛い葉っぱの草は知らない!と思って調べたら
冬にロゼット状になっている「根出葉」と茎から生える「茎出葉」は
形が違うそうです!知らなかった~
ハハコグサ?

葉を冬に観察した事がなかったので
名前がわかるものが数えるほどしかありません(^^ゞ
何かのエンドウ?(笑)

なんだろう?

モウセンゴケっぽい。違うけど^^

サラダみたいで美味しそう。
次の田んぼへ移動。
土手側の溝は植物がたくさん生えていますが
畑側の断面にはあまり植物が生えていません。

泥だった所をスパッと切った切り口だから、当然ですが。
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この田んぼの溝って、どうして掘るのかな?と疑問に思って
前に調べたことがありました。
10月の終わり頃に溝切り(溝掘り)をするのは
稲刈り後の田んぼを乾かすためだそうです。
この辺りでは「稲、麦、大豆」を順番に作っていて
水田の次は麦畑になるので、そのために乾かすのだと思います。
今度近所のおじさんに詳しく聞いてみます(^^)
毎年秋になると田んぼで見られる光景。
10月30日撮影

これで掘るのね。

こんな溝掘機もありました。
機械がなかった頃はスコップで掘っていたのかな?

掘られたばかりの溝はエッジが効いていてきれいです。

溝を覗きこみながら写真を撮って畑の中を歩いていると
通勤の車に乗った人たちが不審そうに見て通り過ぎます(^^ゞ
観察終了!と思った時、ちょっと変わった植物を見つけました。

畑側の壁にめり込むように群生しています。

どこかで見た事がある・・・

もしかしたら「イチョウウキゴケ」かも!
まさか、ホントに?\(^o^)/
明日、シャベルを持って田んぼへ行ってきます(^^♪