朝、目が覚めてたら飼育ケースの中で蝶が羽化していました。
もうすっかり翅が伸びていたので、ケースから出して網戸に止まらせました。
飛んでいる蝶の翅の模様を、陽に透かして見る事はめったにないけど、ステンドグラスみたいにきれいなんですね(#^.^#)
メスの蝶でした。メスの後ろ翅には、赤と青の模様があります。
この子はサナギになってから、10日で羽化しました。
いままで、幼虫がサナギになって、やがて蝶になるのは当たり前だと思っていたけど
何度か観察してみて、幼虫の時に死んでしまったり、サナギが無事に羽化できるとは限らないことを知りました。
無事に成虫になれる蝶は、卵100個に対して1、2匹だそうです。
この角度から見ると、背中の模様が大きな瞳に見えて、可愛いなぁと思いますが・・・
本当の顔はこちら。見慣れないから変な感じすらします^^
朝の8時半頃、サナギになる場所を探しにいくため、ミカンの葉を離れました。
その時が来た!ってどんなふうに自分の中で分るんだろう?
「じゃあ、ちょっと行ってくるわ!また後でね」と言ってるみたいな背中に感じました。
フタの裏へ行ったらどうしよう・・・と心配しましたが、ちょっとだけ壁を登った所に決めたようです。
身体をくの字に曲げ、口から糸を吐きだして体を壁面に固定し始めました。
裏側からみたら、すごい量の糸です。
その日の夜には、サナギの形になりました。
サナギの下には、幼虫の抜け殻がクシャクシャっと丸まって落ちていました。
背中に糸をかける様子と、最後の脱皮を見たかったけど、今回もその場面には立ち会えませんでした(^^ゞ
これからしばらくの間、動かないサナギをドキドキしながら眺める日が続きます。
10日後の朝、ナミアゲハが無事に羽化しました!
アゲハは夜明けの、辺りが明るくなった頃に羽化が始まるそうです。
この写真は午前7時に撮りました。もう翅がすっかり伸びて、時折パタパタと羽ばたいています。
8時頃、庭に放しにいきました。
故郷のミカンの木の横、ネコの手が届かない日陰になっている所へ、そっと止まらせました。
屋外で見ると、更にきれいな色です。
その後もちゃんと飛んでいけるか心配で、何度も庭へ様子を見に行きました。
そしたら!1時間後の9時、同じ葉の上でオスと交尾をしているのを発見して、ビックリしました^m^
ナミアゲハの寿命は約2週間で、その間にオスは、メスを見つけては何度も交尾するそうです。
メスも数回、別のオスと交尾することが研究で分ってきて、2週間の間に約200個の卵を産みます。
写真の下側の蝶はオスで、オスのお腹の先には「把握器」(はあくき)という交尾のための器官があります。
もし交尾中にメスが飛び立っても、絶対に離れないように、メスの腹部をガッシリ挟み込んでいます。
卵が一粒、オスの腹の上にこぼれているのも見えました。
今日も庭のミカンの木の上で、アゲハチョウがひらひら舞っていました。
翅の破れたオスのアゲハも、毎日のように見掛けます。
以前は蝶を見て「あらキレイ♪」と思うくらいでしたが、産卵から羽化までを観察して、色んな事を知った後は
「頑張ってね!」と声をかけたくなる気持ちになりました(^-^)ゝ
卵から羽化まで、楽しい時間でした。
もうすっかり翅が伸びていたので、ケースから出して網戸に止まらせました。
飛んでいる蝶の翅の模様を、陽に透かして見る事はめったにないけど、ステンドグラスみたいにきれいなんですね(#^.^#)
メスの蝶でした。メスの後ろ翅には、赤と青の模様があります。
この子はサナギになってから、10日で羽化しました。
いままで、幼虫がサナギになって、やがて蝶になるのは当たり前だと思っていたけど
何度か観察してみて、幼虫の時に死んでしまったり、サナギが無事に羽化できるとは限らないことを知りました。
無事に成虫になれる蝶は、卵100個に対して1、2匹だそうです。
この角度から見ると、背中の模様が大きな瞳に見えて、可愛いなぁと思いますが・・・
本当の顔はこちら。見慣れないから変な感じすらします^^
朝の8時半頃、サナギになる場所を探しにいくため、ミカンの葉を離れました。
その時が来た!ってどんなふうに自分の中で分るんだろう?
「じゃあ、ちょっと行ってくるわ!また後でね」と言ってるみたいな背中に感じました。
フタの裏へ行ったらどうしよう・・・と心配しましたが、ちょっとだけ壁を登った所に決めたようです。
身体をくの字に曲げ、口から糸を吐きだして体を壁面に固定し始めました。
裏側からみたら、すごい量の糸です。
その日の夜には、サナギの形になりました。
サナギの下には、幼虫の抜け殻がクシャクシャっと丸まって落ちていました。
背中に糸をかける様子と、最後の脱皮を見たかったけど、今回もその場面には立ち会えませんでした(^^ゞ
これからしばらくの間、動かないサナギをドキドキしながら眺める日が続きます。
10日後の朝、ナミアゲハが無事に羽化しました!
アゲハは夜明けの、辺りが明るくなった頃に羽化が始まるそうです。
この写真は午前7時に撮りました。もう翅がすっかり伸びて、時折パタパタと羽ばたいています。
8時頃、庭に放しにいきました。
故郷のミカンの木の横、ネコの手が届かない日陰になっている所へ、そっと止まらせました。
屋外で見ると、更にきれいな色です。
その後もちゃんと飛んでいけるか心配で、何度も庭へ様子を見に行きました。
そしたら!1時間後の9時、同じ葉の上でオスと交尾をしているのを発見して、ビックリしました^m^
ナミアゲハの寿命は約2週間で、その間にオスは、メスを見つけては何度も交尾するそうです。
メスも数回、別のオスと交尾することが研究で分ってきて、2週間の間に約200個の卵を産みます。
写真の下側の蝶はオスで、オスのお腹の先には「把握器」(はあくき)という交尾のための器官があります。
もし交尾中にメスが飛び立っても、絶対に離れないように、メスの腹部をガッシリ挟み込んでいます。
卵が一粒、オスの腹の上にこぼれているのも見えました。
今日も庭のミカンの木の上で、アゲハチョウがひらひら舞っていました。
翅の破れたオスのアゲハも、毎日のように見掛けます。
以前は蝶を見て「あらキレイ♪」と思うくらいでしたが、産卵から羽化までを観察して、色んな事を知った後は
「頑張ってね!」と声をかけたくなる気持ちになりました(^-^)ゝ
卵から羽化まで、楽しい時間でした。