風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ジュズダマ/雑草のタネをまいてみよう、その②

2023年07月15日 | 雑草のタネをまいてみた
植物を好きになってからずっと「雑草」という言葉が好きではありませんでした。
でもじゃあ、野原や田んぼのあぜ、川の土手などに生えている草たちをなんて呼んだらいいんだろう?
ヘクソカズラを「サオトメバナ」と呼ぶと、どうにも変な気持ちになるように、雑草を他の言葉で表そうと考えてみても、しっくりくるものが見つかりませんでした。

では逆に「雑」のつく言葉を色々と集めてみると、「雑誌」「雑木林」「雑炊」「雑魚」「雑談」などなど・・・普通に使っている言葉が意外と沢山ありました。
雑の意味を調べると、「いろいろなものが入り混じっていること」だそうです。
そう考えると「雑草」と呼んで草花を愛でるのも良いのかも、なんて思いなおし、これからは雑草という言葉をどんどん使っていこうと、そう思いました(#^.^#)

前置きが長くなりましたが、雑草の種まき、次は「ジュズダマ」です\(^o^)/
去年の12月、散歩中に冷たい風が吹く川の土手でタネを採ってきて、年末にまきました。


数えると7粒あります。
芽が出るかな・・・


3カ月後、3月の終わりにツンツンと発芽してきました!


写真ではわかりづらいのですが、7粒まいて7本の芽が出てきたので、発芽率は100%でした。


ジュズダマ(数珠玉)は、水辺に生えるイネ科の多年草で、東南アジアが原産の帰化植物です。
子どもの頃、この実を集めて腕輪や首飾りを作った経験がある人には懐かしい植物ですね(#^.^#)
1週間後、ストロー状だった葉が開いてきました。
トウモロコシに似てる?調べたらトウモロコシってイネ科なんですね!知らなかったです。


4月半ば、次々と葉が伸びてきて、成長がとても早いです。


4月の終わり頃になると、ポリポットいっぱいに葉が茂りました。


5月の始めに植え替えると、急に茎が伸びてきて背が高くなりました。
日当たりの良い場所に鉢を置いて、朝夕たっぷり水をあげます。


前回の植え替えから2週間くらい経った6月半ば、葉先が枯れてくるので鉢から抜いてみると、根がすごい事になっていました(ll゚д゚)成長が早過ぎる~


またまた植え替えです。
今度は余裕をもって、ふた回り大きな直径18cmの6鉢にしてみました。


7月になりました。
朝、水まきしているときに、ふと目にした・・・これは何?
もしかして根?根っこなの?


イネ科の植物、恐るべし!
前の植え替えから2週間と少ししか過ぎていないのに・・
発芽したものを7本まとめて植えてしまったのも、良くなかったのかもですが(^^ゞ
また植え替えをしなくては。


ひと回り大きな鉢を探してきました。


鉢を叩きながら、どうにか取り出してみたら、太い根っこがピンッと真っすぐ伸びているので、用意した鉢に収まりませんでした。


仕方がないので、うちにある一番大きな10号鉢を調達してきました。
室内でゴムの木を育てていた植木鉢です。
ちょうどゴムの木を剪定して、仕立て直そうと思っていたので、その作業を先にして鉢を空けました。


川の土手で見るジュズダマは、周りの草も背が高いせいか、それほど大きなイメージではなかったのですが、2メートルくらいの丈になるらしいのです。


現在は、茎の長さが約50センチ、葉の一番高い位置では70センチくらいです。
観葉植物としても素敵な感じです。
花が咲くのは、6月~10月だそうです。
これ以上大きい鉢がないので、今くらいの背丈で、健やかに花を咲かせてください(#^.^#)
咲くかな?どうかな?楽しみです。