樹木のタネをまくのが大好きで、最初の頃は思いつくままに拾ってきたタネをまいていました。発芽すると嬉しくて、大切に育てていたのですが、最近ふと気付いたことがありました。
木って、長生きだよね・・・
私の寿命よりも木は長生きするかも(確実にする)
ならばこれ以上は増やせない、でもタネはまきたい!
じゃあ、草のタネをまいてみよう!という思いで雑草の種まきを始めたのですが
これがまた面白くて、どんどん鉢植えが増えていきそうです(^^ゞ
今回はマメ科の植物の栽培記録を書きたいと思います。
タネを見つけたのは今年の1月、お隣の豊田市の池でした。
池はフェンスで囲まれていて、いろんな植物がそこに絡みついていました。
喰う木(人工物に噛みついている木)もたくさんありました。
これはフジの木みたい、花が咲く頃にまた見に来られたらいいな。
フェンスの一か所につるが絡みついていました。
真っ赤な豆のサヤが弾けて、ツヤツヤ黒光りする小さな種子がサヤの縁にくっ付いています。きれい・・・トキリマメかな?
この時はまだタネをまこうとは考えもせず、一枝貰ってきてしばらくウチに飾っていました。
*
4月、拾い集めたタネがたまってきたので、我慢しきれず種まきしました。
我ながら「どうかしている」と笑ってしまいましたが、仕方ありません。
真っ黒な小さなタネは、5月の中旬に発芽しました。
名札には「トキリマメ」とありますが、このブログ記事を書くために調べて今日分かったのはこれはトキリマメではなく、タンキリマメでした。
トキリマメとタンキリマメの違いは後で説明します(^-^)ゝ
5月25日、ちょっと毛深い子葉が開きました。
何粒まいたか忘れましたが、4本発芽しました。
6月5日、子葉の間から本葉が出てきました。
このように軸の先端から3枚の小葉が出ているものを、 三出複葉(さんしゅつふくよう)というそうです。今まで植物の専門用語はほとんど知らなかったけど、検索するときに利用すると便利なことに最近気付き勉強中です。
7月7日、約1ヶ月経ち葉が多くなってきましたが、まだツルは出てきていません。
**
7月の終わり頃、タネを貰ってきた場所にまた行く機会があり、母株を見に行ってきました。フェンスに絡むツルにはサヤの姿はなく、青々とした葉が生い茂っていました。
ツルには黄色い花と、柔らかな可愛らしい豆のサヤが一緒に成っていました。
サヤのがく片に付いている黄色いポツポツは、この時はハダニかアブラムシの一種だと思っていたのですが後から調べたら「腺点」(葉や茎の表面に見られる粒状のもので、多くは匂いを持つ物質や粘液などを分泌する)でした。
腺点から出る物質(蜜など)でアリさんを集めてパトロールして貰うのが目的のようですが、次回はこれを観察してきたいと思います。
***
8月6日、葉が茂ってきたので植え替えをしました。
3号のポリポットから5号鉢へ、水はけの良い園芸培養土で植え替えました。
日当たりの良い場所で育てると良いそうですが、まだ幼い苗なので
午前中に日が当り、午後は明るい日陰になるところに鉢を置いています。
****
トキリマメとタンキリマメの違いについて・・・
両方ともマメ科タンキリマメ属、つる性の多年草で、花期は7月~9月です。
豆果は熟すと赤くなり、普通2個の種子を持つ。
樹木ではなく多年草、草の仲間だったのですね!
トキリマメ(吐切豆)和名の由来は不明だそうです。
●葉の中心点より基部側が幅広い、葉先が長めに伸びる。
●葉の表は無毛
●花を横から見たとき、がく片の長さががく筒より短い。
タンキリマメ(痰切豆)和名の由来は、種子を煎じて痰を切る民間薬から。
●葉の中心点より先端側が幅広。
●全体に毛が多く葉先が尖らず葉質が厚い
●花を横から見たとき、がく片の長さががく筒より長い。
花も葉も、色んな角度から記録してこないといけないですね(^^ゞ
庭から葉を採ってきました。
葉の中心点より先端側が幅広とは、このような感じです。
もう少し大きな葉だと、よく分かるのですが。
葉の裏側には毛が生えています。
もう片方のトキリマメと並べて比べないと違いはよく分かりませんが
葉が丸っこくて毛深いのが「タンキリマメ」だと思ってよいのかな。
名札を書き換えないといけませんね(^^ゞ
花が咲いて実がなるのを見られるように、引き続き育てていきたいと思います。
木って、長生きだよね・・・
私の寿命よりも木は長生きするかも(確実にする)
ならばこれ以上は増やせない、でもタネはまきたい!
じゃあ、草のタネをまいてみよう!という思いで雑草の種まきを始めたのですが
これがまた面白くて、どんどん鉢植えが増えていきそうです(^^ゞ
今回はマメ科の植物の栽培記録を書きたいと思います。
タネを見つけたのは今年の1月、お隣の豊田市の池でした。
池はフェンスで囲まれていて、いろんな植物がそこに絡みついていました。
喰う木(人工物に噛みついている木)もたくさんありました。
これはフジの木みたい、花が咲く頃にまた見に来られたらいいな。
フェンスの一か所につるが絡みついていました。
真っ赤な豆のサヤが弾けて、ツヤツヤ黒光りする小さな種子がサヤの縁にくっ付いています。きれい・・・トキリマメかな?
この時はまだタネをまこうとは考えもせず、一枝貰ってきてしばらくウチに飾っていました。
*
4月、拾い集めたタネがたまってきたので、我慢しきれず種まきしました。
我ながら「どうかしている」と笑ってしまいましたが、仕方ありません。
真っ黒な小さなタネは、5月の中旬に発芽しました。
名札には「トキリマメ」とありますが、このブログ記事を書くために調べて今日分かったのはこれはトキリマメではなく、タンキリマメでした。
トキリマメとタンキリマメの違いは後で説明します(^-^)ゝ
5月25日、ちょっと毛深い子葉が開きました。
何粒まいたか忘れましたが、4本発芽しました。
6月5日、子葉の間から本葉が出てきました。
このように軸の先端から3枚の小葉が出ているものを、 三出複葉(さんしゅつふくよう)というそうです。今まで植物の専門用語はほとんど知らなかったけど、検索するときに利用すると便利なことに最近気付き勉強中です。
7月7日、約1ヶ月経ち葉が多くなってきましたが、まだツルは出てきていません。
**
7月の終わり頃、タネを貰ってきた場所にまた行く機会があり、母株を見に行ってきました。フェンスに絡むツルにはサヤの姿はなく、青々とした葉が生い茂っていました。
ツルには黄色い花と、柔らかな可愛らしい豆のサヤが一緒に成っていました。
サヤのがく片に付いている黄色いポツポツは、この時はハダニかアブラムシの一種だと思っていたのですが後から調べたら「腺点」(葉や茎の表面に見られる粒状のもので、多くは匂いを持つ物質や粘液などを分泌する)でした。
腺点から出る物質(蜜など)でアリさんを集めてパトロールして貰うのが目的のようですが、次回はこれを観察してきたいと思います。
***
8月6日、葉が茂ってきたので植え替えをしました。
3号のポリポットから5号鉢へ、水はけの良い園芸培養土で植え替えました。
日当たりの良い場所で育てると良いそうですが、まだ幼い苗なので
午前中に日が当り、午後は明るい日陰になるところに鉢を置いています。
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トキリマメとタンキリマメの違いについて・・・
両方ともマメ科タンキリマメ属、つる性の多年草で、花期は7月~9月です。
豆果は熟すと赤くなり、普通2個の種子を持つ。
樹木ではなく多年草、草の仲間だったのですね!
トキリマメ(吐切豆)和名の由来は不明だそうです。
●葉の中心点より基部側が幅広い、葉先が長めに伸びる。
●葉の表は無毛
●花を横から見たとき、がく片の長さががく筒より短い。
タンキリマメ(痰切豆)和名の由来は、種子を煎じて痰を切る民間薬から。
●葉の中心点より先端側が幅広。
●全体に毛が多く葉先が尖らず葉質が厚い
●花を横から見たとき、がく片の長さががく筒より長い。
花も葉も、色んな角度から記録してこないといけないですね(^^ゞ
庭から葉を採ってきました。
葉の中心点より先端側が幅広とは、このような感じです。
もう少し大きな葉だと、よく分かるのですが。
葉の裏側には毛が生えています。
もう片方のトキリマメと並べて比べないと違いはよく分かりませんが
葉が丸っこくて毛深いのが「タンキリマメ」だと思ってよいのかな。
名札を書き換えないといけませんね(^^ゞ
花が咲いて実がなるのを見られるように、引き続き育てていきたいと思います。