筑波山神社を過ぎると
案内標識の通りに進めば、
登山道とケーブルカー乗り場の分かれ道になります。
時刻は10時を少し回って、
山を登りきるとちょうど昼どきでしょうか。
神社とともに歴史を刻んだ樹木が
この先の深い森を連想させます。
登り始めは木の根が這って
少し歩きにくいようです。
大勢の人々が歩いた証でしょう。
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標識はほぼ等距離で設置されているようで、
自分の位置を確認することができます。
○合目になっていると
山登りにきたという雰囲気が出るのですが、
コースがいろいろあるので
このような表示方法になったのでしょうか。
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A2を過ぎると
登山道に石が多くなってきました。
この山は
場所によって地面の表情が変わるようです。
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A3を過ぎ、
神社から30分ほどで、
小さな広場があり、
中ノ茶屋跡と言われる所に出ました。
何組か休憩されていました。
その横にレールが見えます。
ケーブルカーのすれ違い地点のようです。
と言うことは
高さでは5合目と言うことでしょうか。
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ここから少し急坂になり、
階段が整備されています。
ケーブルカーはトンネルに入り
その上を横切って道が続いています。
登山道はずっと
大きな樹木が周りの視界をさえぎります。
杉が多いのですが、
プレートにもみの木と書かれた
古い木もありました。
このあたりは
山を横に移動しているようで、
登りはほとんどありません。
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中ノ茶屋跡から20分で
男女川に到着。
小さいけれど沢ですから
深い森に包まれた感覚になります。
看板には
この付近は男女川の水源地の近くです。
男体山と女体山の間を南下して
桜川に注ぐ清く澄んだ川です。
とありました。
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やがて
A6を過ぎると階段が始まり
御幸が原までの最後の急坂です。
階段の段差が小さいのはいいんですが、
足よりステップの奥行きが小さいので
かかとが不安定で疲れます。
少し空が見え始めると、
今は使用していないような建物が見え、
そこが、御幸が原でした。
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きょうは帰りも電車ですから、
あまり汗をかかないように
ゆっくり登ったので、
筑波山神社から80分かかりました。
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ここで道が分かれ
右が御幸が原、左が男体山です。
もちろん男体山山頂を拝むことにしました。
少し進むと
筑波山の地形についての案内板に、
疑問に思っていたことの答が書いてありました。
ちょうどよい休憩になりました。
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10分ほど階段を登り、
最後の岩場に取り付けば
男体山山頂です。
山頂には社がありますが、
ゆっくり休めるような広場はありません。
景色も曇天のせいか、
地味なものでした。
なぜか
狛犬が後ろを向いています。
この方角に何があるのでしょうか。
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3人組の山ガールに
写真を撮ってくれとお願いされたカメラは
大きなスマホでした。
シャッター音がポコっというので
面白い音ですねというと
みんなで大笑い。
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あとで振り返ってみると
これも筑波山の一つの顔だと思います。
ふつうに、深い森の中を
山に登ったという90分間でした。
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つづく