所沢航空記念公園」を走っている
甘党メンバーの応援に行ってきました。
もちろん、応援だけでなく自分も
せっかくの機会ですから、一緒に
走る事はもちろん、
甘党のメンバーで、しかも深谷SRCのメンバーでもあるねぎさん、ルチルさんも
お誘いして、エントリーしていない私達もそのゆるゆる大会の楽しさに
便乗しちゃおうなんて、な~んて虫のいい考え。(笑)
ねぎさん、ルチルさん共にそれを快く承諾していただき、
また、ねぎさんにいたっては、8月に参加する「ヘルシンキマラソン」への
良い練習になると喜んで頂く事ができたのです。
が、お誘いした私自身に時間的な余裕が無く、スタートに間に合う事もできず
また途中での帰宅と、お二人にはホントご迷惑をかけてしまいました。
もう少し走る時間や公園内の施設の見学などができれば、もっと違った
一日になったのではないかと、反省でしたね。
そんな自分も、急いで走れば30kmぐらいは走れるだろうと、
甘く見ていたのですが、現実的には20kmぐらいがやっと。
心配していた猛暑のなか、あるいはドシャ降りの雨の中ではなく、
この時期にしては走りやすい気候であったのにもかかわらず現実は厳しかった。
物足りなさを感じながら、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にする気持ちは
私以上に、ねぎさん、ルチルさん共に感じさせてしまったのではないかと・・・。
この失態は、きっといつか違う企画の形で埋め合わせしようと、すでに今から
いろいろと考えをめぐらせているので、今回はご勘弁を・・・。
そんな姿を見ているだけで
とっても嬉しくなってきます。
そんな人の中にいると
今の自分にどんどんエネルギーが注入されていくのがわかる程でした。
「好きだから頑張れる!」、たぶん走っている人はみんなそう思って
走っているのでしょう。
だけど、それだけじゃ8時間も走ろうなんて気にはなりませんよね。
みんな目標は違うけど、何かに向かおうとする心の強さは、
たぶん何もしていない人の何倍もの強さがあるのではないかと思うのです。
走る事に関してが全てでなく、たとえこの人たちが他の困難に直面しても
きっと克服してしまうだろうと、そう深く考えてしまいました。
ならば、私だって今の困難にきっと打ち勝つ事ができる・・・。
どんなに苦しい日常が待っていたとしても、きっと乗り越えられるだろうと・・・。
なんだか今の環境を考えてしまうと、感傷的になりがちでどんな景色を見ても
溜息が出てしまうような自分が、昨日の短い一日で随分リフレッシュできたような
感じがしてなりません。
それは私に限った事だけではなく、一緒に行った私の奥さんも
そう感じたのではないかと思うのです。
公園で半日とはいえ、ゆっくり過ごせたのは久しぶりだった・・・。
私個人で言えば、もうこれはこの日に大会を運営してくださった
関係者の皆さん、甘党のメンバーはもちろんの事、また走っていたすべての
ランナーの皆さんに感謝、感謝なのです。
またそれ以上に、私の誘いに乗ってくれたねぎさん、ルチルさんには
特別大きな感謝状を差し上げたいくらい。って、私から感謝状なんて
貰っても嬉しくなんてないよね。(笑)
苦しい事ばかり多いのに
時には、こんなに力になってくれる。
何もしていなかったら
もう、とっくにつぶれた自分がいただろう
そう思うと、普段の苦しい練習なんて
全然へっちゃらになっちゃうよ。
今はもう走りたくって走りたくって仕方ないのだけど、ダメ。
いっぱい走れる環境じゃない。
我慢、我慢。
それも、走っていて養った忍耐力で乗り切ります。
いつか、まばゆいばかりの朝日の中を何十キロも息を切らして走っている自分の
姿を思い浮かべながら、今は少しだけ空いた時間にリフレッシュできたら
いいなぐらいの走りでも、大切にしようかと思ってます。
出口の見えない、長いトンネルでも前進さえしていればきっといつか
明かりが見えてくる。
かつて、止まなかった雨も降っていない。
また明けなかった夜もないのだから。
今はそう思って頑張っていきます。