風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

新年も今日で5日目。「あ~あ、今年も大変だなぁ」

2011-01-05 20:18:09 | 日記・エッセイ・コラム

2011_01010001 お正月も既に5日が過ぎた。

今年も残すところ360日あまり・・・

などと言うと、下手な漫才師の台詞。

何か新年の冒頭に景気の良い話はないかと

この日まで更新をせずに待っていたが

そんな話はいつまで待っても

ありはしない。

逆にその方が

安心感のある新年と言えるのかと、まさしく貧乏性の根の部分が

出てしまったりする。

それにしても今年は昨年以上に過酷な年となりそうだ。

なんと神社の役(年番)まで廻ってきてしまった。

早速今日、その役目として地元神社の初祈願祭に行ってきた。

神殿の掃除や役員へのお茶だしから、宮司へのおもてなし、

注文のお守りの配布に至るまで、実に仕事が多い。

2011_01030006 しかし、これもこの地に住む者にとっての

大切なお役目。

今年1年、春夏秋のお祭りをはじめ、

そのほかの行事に至るまで

しっかり勤めていこうと思う。

また、今年が2年目の

自治会体育行事の役員も今年が山場。

今年は『長』として、

皆をまとめていかなければならない。

これは非常に神経を使う役目となるようで、今から少しビビリ気味であるが

何も命までとられてしまうような事はない。

ど~んと、受けてたつぐらいの気持ちで向かおうと思っている。

とりあえず、今年3月で隣組の班長は終えるし、農協系の班長も終える。

仕事量とすれば、今年と同等ぐらいであったとしても、やはり今年の方が

役としても重みが増すだろう。

当然ではあるが、今からしっかり覚悟を決め、

最後までしっかりとやり遂げなければならないのだ。

そうすることが、この田舎で生きていく為の大事なお役目なのだから。

2011_01030001 もうひとつ、大事なものがある。

それは長男二路の受験。

とりあえず、昨年に滑り止めの高校は

内定を貰っているそうだが

第一希望の入試はまだまだこれから。

我が家は逼迫しないと、

まるでやる気を出さない

ホントに悪い家系で

今頃、塾に泡くって通いまくり、夜遅くまで教科書とにらめっこの毎日。

しかし幸運にも、その塾長が同じ走友会の仲間であり、この愚かな長男にも

最善を尽くしてくれているらしい。

この塾長との出会いは本当に偶然であり、こういうことをホントの

幸運と言うのだろうとも思う。

塾長が苗字から、もしかして・・・と二路に尋ねたそうだ。

私はそんなこととは全く知らず・・・であったのだ。

まあ、いぜれにせよ出来の悪いせがれの事、塾長には本当に

苦労をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

2011_01030010 こんな年である。

今年は、はっきり言って

走る時間も昨年以上に

制限されてしまいそうな勢い。

ここにきて大変調子も

上がってきただけに

少し残念であるが、これも致し方ない。

この時さえ越えればまたしばらくの間、

走ることに専念できるのだと言い聞かせて、今年から来年の3月末までは

そちらの事を優先してゆかねばならない事で、今は納得もしている。

ゆくゆくは、ウルトラなども走りたいとは思っているが、ここはしばらく我慢。

なるべく時間をかけず、効率的に練習をしていこう。

2011_01030005 それにしても、私もこうして社会的貢献を

していかねばならぬ年齢となってしまった。

自分などはまだまだ若すぎると

思っていたのだが、

周りを見渡してみると

高年齢化が進み

逆に身軽に動ける方のほうが

少ないのが現状。

そうなれば私などは重宝に使われ

色々な仕事を負かされるようになっている。

それも私達の年代まで。

それから年下の者達にはこのような地元貢献のお付き合いを嫌い

そのような場に出ようともしないし、色々な協力にもかなり消極的だ。

これは私の地元のような地方の農村地帯に限らず、

都会と言われるところにおいても、その土地の文化を継承していこうと言う

気構えが希薄になっていると言われている。

2011_01030008 そんなことが、貴重な

伝統芸能などの消滅にも

繋がっているのだそうだ。

それは時に淋しくも思うが、

よくよく考えてみれば昔、

私もそんな事を嫌う

若者の一人だったではないかと。

しかし、年齢を重ね次第にそんな

文化に触れ合う機会が増え

たくさんの諸先輩方に指導されていくと、それを継承していくことの重要さを

ヒシヒシと感ずる事でもある。

勿論、全てが必要で、まるっきりそのままの状態で良いとも思わないが、

なくなってしまう文化があって良い訳が無い。

今時の若者からは古いと言われようと、それはそれ。

いつか、その重要性に気付くこともあるだろう。

文化とは・・・

継承とは・・・

そして、私のこの一年とはと・・・

その心と現実のギャップにいささか戸惑う、新年のこの日だった。

コメント (6)
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