発表されてからと言うもの、
まったく雨が降らない。
毎日強い日差しと
乾いた強めの風。
爽やかではあるが
田畑の作物にとっては
堪ったものではない。
我が家のじゃがいもは枯れ始めてしまい、殆ど収穫は期待できなくなってしまった。
それは我が家のものだけではなく、種芋の植え付けが遅かったお宅のものは
成長期にこの乾燥でなすすべなく手をこまねいている。
もう何年も作っているじゃがいもだがこんな事は初めてで、相当悔しい思いをしているのだが
自然相手ではどうする事も出来ず、せめて他の作物はとは願ってはいるのだが・・・・。
降らない状態、
いったい
いつまで
続くのだろうか。
この時期に
我が家の軒先には
決まってツバメが
やってくる。
不幸にも一昨年、巣が一部崩壊してしまい今年やってきたツバメが再建するだろうと
期待をしていたのだが、どうも最近その姿をみせなくなってしまった。
乾燥して乾いた土ばかりではいくらツバメと言えども巣を作り上げる事は出来ないだろう。
姿をみせなくなってしまったのはそんな事情からなのだろうか。
まったく罪作りな季候である。
さて、そんな晴れ続きなこの天候。
こと、走ることに関してはいつもとは逆にいつもの年よりも良い条件である事に
間違いは無いと思う。
いやそれ以上に上がる気温には
手を焼いている。
湿度も少なく、
風もあるので
気温程の苦しさは
幾分軽減されはするのだが
それはそれ、やはり30℃は走りやすい気温では決して無い。
最近では10km以下の距離をキロ6分で走るのがやっと。
まだこの暑さになれていないせいか、カラダのだるさが全面に出てしまい
走る気にまったくならないカラダを無理やり走らせているような状態。
こんな事で楽しく感じるはずもなく、苦痛にさえ感じてはいるのだが
そんなことでは今年もエントリーしている「奥武蔵ウルトラマラソン」の完走なんて
夢のまた夢。
もう既に走り込みを始めていなければいけない時期であるのに、未だに普段どおりの
この先が思いやらされる。
そうでなくとも腰に不安要素を
抱えた今年の事情。
昨年以上の苦戦を強いられるだろ。
それとひとつ気になる
大会が発表された。
「第1回秩父札所めぐりウルトラマラソン 84km」
秩父の札所めぐりは本来34ヶ所あるそうなのだが、これを全て巡ると100kmになるそうだ。
今回はそのうちの12ヶ所を制限時間12時間で巡る84kmのレースらしい。
標高差は418m、各エイドではその地域の文化や特産品などをPRするらしく、
新しいマラソン大会のかたちとなるのだと思う。
日程が9月28日の午前5時30分スタートだそうなのだが、
私は今年の予定をある程度組んでしまっているのでエントリーする事はないのだが
もし来年も同じ様に大会が開催されるのなら是非走ってみたい大会でもある。
秩父の札所巡りを
いつか成し遂げたいと
常々思っていたところで
それが走る大会で叶えられるとしたら
それは願ってもないことである。
きっと多くのランナーのなかにもそんな願望を持った方がおられるのではないだろうか
どうか第1回目の大会が好評のうちに終り、そして来年もと言う事になってほしいものだ。
そして真夏の「奥武蔵ウルトラマラソン」と秋口に「秩父札所巡りウルトラマラソン」
そのふたつを走れるようになれば夏の走り込みは申し分ない状態となり
上手くそれを秋からのマラソンに繋げていければきっと良い結果に結びつくのではないか、
そう思わずにはいられない夏のマラソン事情でもある。