「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

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2013年02月10日 20時43分10秒 | 「境界性パーソナリティ障害=BPD」より
 
(前の記事からの続き)

《 境界性パーソナリティ障害に特異な コミュニケーション方法 》

 マーシャ・リネハンは 以下のように言っています。

・ 言いたいことの焦点をそらさない

 あなたが 相手の微妙な領域に 触れたために、 相手は話題を変えるかもしれません。

 落ち着いて自分の論点を守り、 あとで 別の問題に移ってください。

・ 話は簡素に

 センテンスは短く、 簡潔に、 明確に、 直接的にしてください。

 誤解の余地のないように。

・ 二人の関係に適切な、 ポジティブなフィードバックを

 あるボーダーの人は、

 「幸せになれる可能性を 探そうと頑張っているのに、

 私の個性や成長を 認めようとしてくれない」  と言っています。

・ 質問する

 解決方法を訪ねてみてください。

 「私たちはここで 何をすべきだと思う?」

・ 自分の 非言語的コミュニケーションを意識する

 落ち着いて、 はっきりと、 自信を持って話してください。

 要求を述べるときは、 言葉尻を上げないでください。

 「尻上げ口調」 は 言おうとすることを不明確にします。

(次の記事に続く)

〔 「境界性パーソナリティ障害=BPD」 第2版 (星和書店) より〕
 
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