(前の記事からの続き)
《 境界性パーソナリティ障害に特異な コミュニケーション方法 》
マーシャ・リネハンは 以下のように言っています。
・ 言いたいことの焦点をそらさない
あなたが 相手の微妙な領域に 触れたために、 相手は話題を変えるかもしれません。
落ち着いて自分の論点を守り、 あとで 別の問題に移ってください。
・ 話は簡素に
センテンスは短く、 簡潔に、 明確に、 直接的にしてください。
誤解の余地のないように。
・ 二人の関係に適切な、 ポジティブなフィードバックを
あるボーダーの人は、
「幸せになれる可能性を 探そうと頑張っているのに、
私の個性や成長を 認めようとしてくれない」 と言っています。
・ 質問する
解決方法を訪ねてみてください。
「私たちはここで 何をすべきだと思う?」
・ 自分の 非言語的コミュニケーションを意識する
落ち着いて、 はっきりと、 自信を持って話してください。
要求を述べるときは、 言葉尻を上げないでください。
「尻上げ口調」 は 言おうとすることを不明確にします。
(次の記事に続く)
〔 「境界性パーソナリティ障害=BPD」 第2版 (星和書店) より〕