「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

マインドフルネス・スキルを 練習する前に

2016年06月09日 20時32分40秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
○ 「マインドフルでない」 状態の経験
 
 ほとんどの人は、 ぼーっとしたり、
 
 日常生活の大半を 無意識のうちに動いたりしています。
 
 結果的に、 物事が期待通りにいかないと、
 
 自分を見失ったり、 不安になったり、 いらだったりします。
 
 以下の、 あなたが経験したことがあるものに チェックを付けてみましょう。
 
□ 車の運転中、 自分の通った道が思い出せない。
 
□ 会話中、 相手の話を理解していないことに 突然気付く。
 
□ 会話中、 相手が話し終わる前に、 自分が次に言うことを考えている。
 
□ 読書中、 他のことを考えていたのに気付き、 読んだ内容が何だったか分からない。
 
□ 部屋に入っていきながら、 何を取りにきたのか分からなくなる。
 
□ 物を置いたあとで、 それをどこに置いたのか思い出せない。
 
□ シャワーを浴びながら、 次にすることを考えており、
 
  どこを洗ったか忘れてしまう。
 
□ セックスしながら他のことを考えている。
 
 圧倒されるような感情を持つ人々にとっては、
 
 不注意でいることが 破滅的な影響を及ぼしかねません。
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする