「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

介護福祉士試験 (2)

2017年02月04日 22時22分19秒 | 介護帳
 
 本日の新聞に、 介護福祉士の受験者数が、
 
 去年の半分になった という記事がありました。
 
 (試験直後の報道にもあったのですが。)
 
 受験者は 例年14~16万人ですが、 今年は8万人を切りました。

 実は 今年から制度が変わって、 「実務者研修」 という研修を受けないと、
 
 介護福祉士試験の受験資格ができない ということになりました。
 
 この研修は450時間で、 費用も10~20万かかります。
 
 働きながらその受講をするのは なかなか難しいため、
 
 受験者数が半減したのだと思われます。
 
 支援対策を拡充すべきだ という声も上がっていますが、
 
 半減したことが 合格ラインにどう影響するでしょうか。
 
 介護福祉士の数を増やそうという 国の方針からすると、
 
 受験者が減れば 合格ラインは下がるかもしれません。
 
 でも実務者研修を受けた人たちは、 それだけ熱心に 勉強している人だと考えられ、
 
 そうするとラインが上がる ということもあるかもしれません。
 
 一方、 合格率というほうから考えると、
 
 上のふたつの理由から、 合格率は上がるのかもしれませんね。
 
 
 ところで、 介護福祉士になるには、 幾つかのルートがあります。
 
・ 介護職の現場経験が3年以上で、 実務者研修を受け、 介護福祉士試験に合格する。
 
・ 介護福祉士養成の学校を卒業する。
 
 などですが、 僕を含めて 9割方が前者です。
 
 そうすると、 介護福祉士試験の受験者数が減っても、 介護職全体の数は影響がなく、
 
 人材不足には直結しないと、 新聞記事にありました。
 
 確かにその通りですね。
 
 ただ 介護福祉士が増えなければ、 介護業界全体の底上げにはならないと、
 
 記事に述べられていました。
 
 介護職の資質と地位が 向上していってほしいですね。
 
コメント
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