「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

交渉の仕方 (1)

2017年05月11日 21時43分43秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 交渉の際には、 お互いの要求が妥当だという 姿勢が必要です。
 
 「RAVENのチェックリスト」 があります。
 
・ Relax (リラックスする)
 
 何か言う前に深呼吸しましょう。
 
 息を吐くたびに、 緊張を解きましょう。
 
・ Avoid (避ける)
 
 嫌悪させるようなやり方を避けるために、 自分の言うことをモニターしましょう。
 
・ Validate (妥当性をありのままに認める)
 
 相手の要求の正当性を ありのままに受け入れてください。
 
・ Examine (検討する)
 
 自分の価値観を検討しましょう。
 
 自分がどう扱われたいか、 人をどう扱いたいか、 何を達成したいか? 
 
・ Neutral (中間的な表現をする)
 
 中立的な言い方をし、 怒りや侮辱を口にしないようにしましょう。
 
(次の記事に続く)
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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