ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

パフォーマンス・コンサルタント

2006-01-17 22:20:37 | しごと
 「Hさん(仮名。私のことです)、あなたのやってきたことはやはり正解だと思うよ。我々はトレーニングプログラムを提供しているんじゃない、顧客部門のビジネスイシューを解決するための手段を提供しているんだ。今まで提供してきたソリューションを含めて、ケースをもっと顧客にアピールしなさい」

 滅多に人を褒めない上司(人事部長)が、褒めて励ましてくれた。もちろん、その前後には、いろいろと悩ましい仕事の件で苦言もあり、今後もっとやらねばならないことについての指示も受けているのだが。

 私の仕事は、一般的に言えば教育・研修マネジャーだ。しかし、この2年間ぐらい、教育・研修プログラム開発を展開しつつも、顧客部門のビジネス上の悩みや課題について、話を聞き込み、それを「集合研修」や「外部で公開されている研修」の紹介にとどまらず、人材育成や組織のパフォーマンスを高めるプロセスに落とし込んできた。

 アメリカではOrganization Development/Organization Effectiveness/Performance Consulting/Performance Improvementなどと呼ばれている分野で、従来のTraining&Developmentの発展形として既に存在している。私が勤めている会社は、同じ外資系でもヨーロッパ系の会社であるせいか、グローバルの人事部門にそのノウハウも意識もない。見よう見まねで試行錯誤しつつ、ローカルの人事部門の一部として顧客部門の話を聞き込み、経験を少しずつ積んでいる。

 会社によっては直接に外部コンサルタントに回す仕事でもあるが、我々は一旦話を聞いて、ニーズと我々が持っているノウハウによって外部・内部のノウハウを使い分け、継続的に顧客である事業部・部門トップの悩みや課題に応えようとしている。

 それぞれの事業部や部門のビジネスニーズに対して的確なプロセスをデザインすることによって事業部や部門のパフォーマンスを上げる分野でキャリアを築きたいと思ってきた私にとっては、継続的に相談案件が入っており、その経験をもとに新たな顧客を開拓するように上司に励まされる状況にもあり、本当にやりがいがある。

 10年ほど前、今の上司が人事部長になる前は「所詮はトレーニングだろ」と一刀両断にされて口惜しい思いをしたこともあったが、今日の言葉は私にとって何よりも嬉しい褒め言葉だった。これからも頑張るぞ。

真相究明をあきらめるな

2006-01-17 20:03:51 | 時事
 めもめも。

民主、伊藤公介元国土庁長官の喚問要求・安倍氏追及も
民主党は17日の衆院国土交通委員会理事懇談会で、マンションなどの耐震偽装事件に関連し、ヒューザーの小嶋進社長を国土交通省幹部に引きあわせたとされる自民党の伊藤公介元国土庁長官の証人喚問を要求した。


小嶋社長、証言拒否を連発
疑惑解明にはほど遠い証人喚問

小嶋証人の「宣誓書」朗読・署名に続いて林委員長の総括質問で始まった証人喚問で、衛藤征士郎、早川忠考両委員(ともに自民)の伊藤公介元国土庁長官との関係、同証人の偽装に関する認識についての質問のほとんどに、同証人は答弁を拒否した。


伊藤議員と国に対応要請 証人喚問で小嶋社長
証人喚問で小嶋進社長は「昨年11月15日に伊藤公介衆院議員と国土交通省を訪ね、国の責任で入居者への対応をお願いした。伊藤議員は何も言わなかった」と述べた。


伊藤元長官の喚問要求 野党、国対委員長会談で

伊藤公介、小嶋社長 中国豪華旅行
伊藤公介議員団体、寄付1764万円が収支報告書不記載

真相究明をあきらめてはいけない。

時事関係拾い読み

2006-01-17 08:26:58 | 時事
 めもめもついでに政治への雑感。

立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」
第63回 数の力でねじ伏せる
ポスト小泉体制の真実


森永卓郎
小泉構造改革をどう生きるか
成果主義・拝金思想を疑え!
第13回
増税など必要ないことをひた隠す小泉政権
~景気回復と歳出抑制で財政再建はできる~


 今日はいよいよ、耐震強度偽装事件に関連してヒューザー小島社長が証人喚問される。腰の引けた自民党には期待していないが、野党側には頑張ってもらいたい。

 「きっこの日記」最新記事はヒューザーと元国土庁長官・伊藤公介の癒着を暴露中。この伊藤公介議員、不透明な政治資金についても去年暮れに指摘されていたんだよね。小島社長の証人喚問で一挙に伊藤公介の癒着まで迫れればグッジョブといえるのだが……馬淵議員、今回も頑張って下さい。

 「きっこの日記」の呼びかけに応じて、自民党サイトの投書受付に伊藤議員の承認喚問を要求するメール(「きっこの日記」曰く「テポドン」^^;)を送った。

 後は、ライブドアの証券取引法違反容疑にもとづく強制捜査がどう展開するか、も、昨日からの関心事。