NY株式市場の暴落が止まらない。以下、気になるニュースをクリップ。
米メットライフがハートフォードに経営統合打診=WSJ紙
メットライフとハートフォードが合併協議
Metlife, Hartford default swaps trade upfront
メットの株価はちょっと持ち直したけど、ハートフォードは続落。ついに20ドル台に(汗)。
米メットライフがハートフォードに経営統合打診=WSJ紙
[9日 ロイター] 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は複数の関係筋の情報として、米生保大手メットライフ(MET.N: 株価, 企業情報, レポート)が最近、生命・損害保険大手ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ(HIG.N: 株価, 企業情報, レポート)に経営統合を持ち掛けたが、話はまとまらなかったと報じた。
報道についてのメットライフ、ハートフォードのコメントはこれまでのところ得られていない。
メットライフは8日、1株26.50ドルで7500万株を発行し、約20億ドルを調達した。
公募増資で調達した資金はバランスシート強化や買収資金などに充当される見通し。
一方ドイツの保険大手アリアンツ(ALVG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は今週、ハートフォードに25億ドル出資すると発表している。
メットライフとハートフォードが合併協議
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米生保大手メットライフ(NYSE:MET)が最近、保険・金融サービス大手の米ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ(NYSE:HIG)に合併の可能性を打診していたことがわかった。この協議について詳しい筋が明らかにした。話し合いは進展しなかったという。ただ、メットライフによる打診は、金融システムのしわ寄せが銀行から保険会社に移ったことを示している。
メットライフとハートフォードの株価は、7-9月期決算での投資損失計上の見通しと資本増強計画を発表したのが嫌気されて、先週に続いて今週も急落している。他の生保銘柄もつれ安となっている。
両社の合併が実現していれば、生命保険、家財保険、自動車保険から企業の福利厚生管理まで、幅広い事業を手がける業界の巨大企業が誕生していた。だが、時価総額約190億ドルのメットライフと、約75億ドルのハートフォードは苦戦を強いられている。
メットライフの広報担当者はコメントを避けた。ハートフォードの広報担当者もコメントに応じていない。
両社とも、住宅ローン絡みの損失はほとんどない、と強調している。定期的にポジションを時価評価することが義務づけられている投資銀行とは違い、保険会社は証券を満期まで保有し続けることができる。つまり、直ちに評価損を計上する必要はない。
メットライフ株の8日終値は、前日比9.87ドル(26.77%)安の27.00ドル。株価は過去1カ月間で53%下落している。ハートフォード株の終値は同3.77ドル(13.17%)安の24.86ドル。過去4週間でその価値の62%を失った。株価動向は、両社の保険金支払い能力には影響を与えていない。
ハートフォードは6日、ドイツの同業アリアンツ(NYSE:AZ)から25億ドルの出資を受け入れるとしたほか、配当を40%削減する計画を明らかにした。一方、メットライフは8日、普通株7500万株を1株当たり26.50ドルで発行し、約20億ドルを調達したと発表した。
Metlife, Hartford default swaps trade upfront
NEW YORK (Reuters) - Credit default swaps on insurance companies Metlife Inc (MET.N: Quote, Profile, Research, Stock Buzz) and Hartford Financial Services Group (HIG.N: Quote, Profile, Research, Stock Buzz) began trading on an upfront basis again on Thursday, indicating increasing concerns over their credit quality.
The cost to insure Metlife's debt rose to around 10.5 percent the sum insured as an upfront sum, or $1.05 million to insure $10 million in debt for five years, in addition to annual premiums of 5 percent, according to Markit Intraday.
The swaps had closed on Wednesday at a spread of around 717 basis points, or $717,00 per year for five years to insure $10 million in debt, according to Markit.
Hartford's swaps jumped to an upfront cost of 9.5 percent, after closing at a spread of 686 basis points on Wednesday, Markit data showed.
Credit default swaps trade on an upfront basis when a company's debt is considered distressed and sellers of protection want to be paid more at the outset of the contract due to higher perceived risk of the firm defaulting on its debt.
Credit default swaps on the insurers had traded for an upfront cost last week after U.S. Senate Majority Leader Harry Reid, a Nevada Democrat, said the failure of the government financial bailout could lead to a insurance company failure.
Since then, the swaps had retraced back to trading on a spread basis.
メットの株価はちょっと持ち直したけど、ハートフォードは続落。ついに20ドル台に(汗)。