朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

16年冷凍した死体から復活、クローンマウス

2008-11-04 | もろもろの事
今朝(11/4)、いくつかの新聞社webに掲載された記事です。
 長期間冷凍保存したマウスのDNAを採って(正しくは体細胞の核を)、別の生きているマウスから採取した卵子に特殊な加工をして移植する手法で、もとの死んだマウスの双子(遺伝子が同一)を作ることができた、と報道されています。日本の理化学研究所の成果です。
 記事では、「冷凍マンモス」の復活も夢でないと結んでいます。
 マンモスよりも、ビジネスになるのは、ヒトの復活ですね。
 すでに米国では、10年以上も前から、ヒトの死体を冷凍保存するビジネスが始まっています。将来、ヒトへの応用が出来るまで技術が進化すれば、「死後に復活」を願って億万長者の人が遺言でこの処置を命じているとのこと。
 現時点のクローンは、肉体は新生するが、記憶や経験、意識は継続していないのでしょう。(これまでのクローン成功例は羊やねずみのレベルなので、元々、記憶や意識の有無は不明)
 クローン技術のヒトへの適用は、先進国では研究も含めて法律で禁止しています。しかし、世界中には多様な国家があります。ドクターノーのような研究者が活動できる国もあるかもしれないし、法律は将来、有権者の意思で変更可能です。
 アンチエイジングは賛成ですが、クローンによる生命再生はどうですかね。

※写真は、京都哲学の道、沿道の大豊神社の狛犬ならぬ狛ねずみ。

コメント
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