朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

京都一周トイレル:北山コース(二ノ瀬~山幸橋)2

2013-04-23 | 京都の文化(春)
夜泣峠から、一周トレイルは東海自然歩道と別れて、尾根をさらに登って向山のピークに向かいます。



山ツツジがきれいに咲いていました。



このあたりが向山の頂上ですが、眺望はほとんどありません。擬木のベンチが整備されています。

木々の間からわずかに京都市内方面を眺めることができました。



ツツジの花が地面に散っていました。



素朴な美しさを感じます。



立派な「散策路」の看板。この山の中腹に京都市のゴミ焼却施設ができていて、びっくりするくらいに大きくて立派な建物ですが、それが建設された時に一緒にこの山道が改修されたのでしょうか。



休憩して昼食を食べた時、目の前に生えていた若木。若葉を散々に虫に食われていますが、懸命に成長を続けています。自然界も競争が激しい。人間の若者もこうあって欲しいと、シャッターを押しました。



急な登山道をジグザグに降りたところに、水力発電所がありました。賀茂川です。それほど大きな川ではありませんが、しっかり電気を作ってくれています。



この地点が山幸橋でこの日のトレッキングの終点としました。約6km、1万歩です。



この人達は「野生動物調査」の腕章をつけて、八木アンテナを持って地図を検討していました。これから山に向かうようです。すでに無線発信機をつけた野生動物の追跡調査でしょう。鹿かな?・・京都市にトキは飛んでこないし、コウノトリはもっと北の町だし・・

バス停(京都バス)はあるのですが、早朝と夜の1日2便だけなのでさらに町中に向かって川沿いに、「西賀茂車庫前」まで約2.5キロ歩きます。



賀茂川にも、このあたりにはアマゴが生息するようですね。放流もしているのかな。



広い道路に面して「台杉」の畑が見えました。これも京都北山杉の伝統的産物ですが、日本式庭園の衰退によって需要は少なくなっていると思います。



道ばたにスカンポがはえていました。子供のころにはとってかじったこともあります、酸っぱかった。イタドリ(虎杖)とも言います。



住宅地が現れるあたりに、こんな立派な砂防ダムがあって脇には魚道の水路も作ってあります。



野生化した菜の花か、からし菜の黄色い花が河原に群生しています。



住宅地の間に、農地もあってえんどう豆の花が咲いています。



住宅の庭には、もうハナミズキ(英語ではDogwood、犬の木だって!)が咲いています。

無事に西賀茂車庫前に着きました。合計14,000歩、約3時間のハイキングでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする