朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

招き猫

2015-01-18 | もろもろの事
年末に、いわゆるクリスマスカードとして外国に発送するつもりで買ったカードを出しそこなったので、ブログに登場させました。



私の経験では、アジアの人々に圧倒的な人気があります。Lucky Cat として喜んで買って帰る方もおおいようです。

トリビアルな話題を、Wikipediaから、拾ってみると:

・猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除するため、古くは養蚕の縁起物でもあった。

 ※「養蚕」という事自体、もはや若い世代には意味不明でしょうか。(絹糸を作り出す蚕の餌の桑の葉を生産する農業)

・右手(前脚)を挙げている猫は金運を招き、左手(前脚)を挙げている猫は人(客)を招くとされる。両手を挙げたものもあるが、“欲張りすぎると「お手上げ万歳」になるのが落ち”と嫌う人が多い。

・由来には、いくつかの寺院の説がある。その一つ、豪徳寺は世田谷(東京)にあるので訪問したことがあるのですが、
 ”江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった。そのときこの寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていたため寺に立ち寄り休憩した。すると雷雨が降りはじめた。雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、後日荒れていた豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は盛り返したという。”

 ”豪徳寺の境内で販売されている招き猫は全部右手(右前足)を掲げ、小判を持っていない。これは井伊家の菩提寺であることと関わりがあり、武士にとって左手は不浄の手のためである[2]。そして小判をもっていない理由は「招き猫は機会を与えてくれるが、結果(=この場合小判)までついてくるわけではなく、機会を生かせるかは本人次第」という考え方から。”

 ”これらの猫をモデルとしたもうひとつのキャラクターが、井伊家と縁の深い彦根城の築城400年祭マスコット「ひこにゃん」である。”

・手の向きには、アメリカ向けには異論があるようです:
 ”手の方向が日本と逆向きで、手の甲に当たる部分を前に向けている。これは手招きする手のジェスチャーが、日本とアメリカでは逆である(英語圏では手のひらを相手に向ける日本の招き方だと「失せろ」になる。日本における「しっしっ」と動物などを追い払う動作)という文化の相違に起因する。”

・・・ジェスチャーの違いは、国、地域や民族によって異なるので興味深いです。

コメント
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