果樹園というと一種類の果樹が何本も植えられている。
樹木を伐採したのは、新たに果樹を植えるため。
当農園では何種類もの果樹をバラバラに植えて虫も何種類も集まってくるようにして蚊を減らす。
父は果樹と言わず樹木には殺虫剤をふりかけて虫よけにしていた。
ところが殺虫剤をまかない方が虫は出てこない。特に蚊が少なくなった。いったい何をやっていたのだろう。
梅、みかん、ゆず、柿、栗、キンカン、その他思いついたら植える。
収穫のためにトラクターの道を作る。
敷地の入り口からずっと周回して玄関に行くようにすると10倍ぐらいの距離になる。
大農園の錯覚が起きると面白い。
そして腰の高さあたりぐらいから枝をはらせれば根元がよく見えて、怖い動物が隠れることもできない。
かがめば、一望だ。
夏は葉で天然のクーラー。
冬になれば葉を落として太陽光が入ってくるので、もしかすると夏より明るくなり暖かくなったりして、まさか。
宅地でも現況が畑になっているところが母屋の敷地にあるが、ついでに庭にも腰ぐらいで止まる果樹を植えたい。
こちらの成長は腰の高さでストップ。
ポツリポツリと、まばらに、動物が隠れないように。
樹木の成長は何十年、毎年楽しい。
無農薬、無肥料の果樹、甘味がなく、あってもわずかで複雑な味で、酸っぱくて、スカッとする、鳥も避けていく、ここにしかない果樹。
と言っても果樹を食べない日のほうが多い。
それに、とても売れるとは思えない。
一つも甘くない、とか間違って巣を落とした、とかで蜂が怒って攻撃してくるとどこを刺されるか。
首、父が刺されたところ、よほど、こっていたのだろう。
違いは仰向けに寝られること。これで解決、なら簡単だ。
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