玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

体質の立体的な分類

2019-03-14 01:05:07 | 知識
 穀物菜食の食養の理論では体質を4種類に分けている。ナトリウムとカリウムを比較することで4種類になる。
 一枚の紙を4つに分割するようにグラフに使うX軸とY軸を書く。中心の0点がバランスのとれた体質になり目指すところがこの中庸だ。

体質は、陽性か陰性、肥大か萎縮、中庸に分けられるが中庸は考えないことになる。中心の目標とする体質で何の問題もないからだ。

X軸とY軸を考えるとどちらも+が右上になる。

右上は陽性肥大でナトリウムもカリウム多い。X+,Y+
右下は陽性萎縮でカリウムが少ない。X+,Y-
左上は陰性肥大でカリウムが多くナトリウムが少ない。X-,Y+
左下は陰性萎縮でナトリウムもカリウムも少ない。X-,Y-

となる。



では、ナトリウムとカリウムの比を三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質に置き換えるとどうなるだろうか。

ここからは、玄米ごはん族の独自の解釈になるので現実に当てはまるのかどうかわからない。

炭水化物の量をX軸、タンパク質をY軸、脂質をXY軸に垂直なZ軸にすると空間は8個に分割されるので、4個の体質をあてはめることができる。

ナトリウムとカリウムの比を三大栄養素にもとづいて表すため、もっと表面的にとらえると

陽性肥大は、炭水化物、タンパク質、脂質いずれも多いのでXYZ軸のプラスの空間に位置する。X+,Y+,Z+
陽性萎縮は、炭水化物に対しタンパク質、脂質が不足している。X軸はプラスでYZ軸がマイナスの空間に位置する。X+,Y-,Z-
陰性肥大はタンパク質と脂質が多く炭水化物が不足なのでX軸はマイナス、YZ軸はプラス。X-,Y+,Z+
陰性萎縮はすべて不足なのでXYZ軸すべてマイナス。X-,Y-,Z-

まとめると

陽性肥大  X+,Y+,Z+
陽性萎縮  X+,Y-,Z-
陰性肥大  X-,Y+,Z+
陰性萎縮  X-,Y-,Z-


X+,Y+,Z-の空間に位置する体質はどういうものだろうか。
陽性筋肉隆々
と呼ぶと陽性萎縮から分けることができる。日本人には少ないと思う。


残りの三つの空間に位置する体質を考えると、より細かく区分できる。


 ここ数週間、時々、弁当の代わりに醤油煎餅、揚げ餅を食べているらしい。車で移動する機会が多かったので気軽につまめる煎餅は弁当に最適といっている。揚げ餅がおいしいといっているので、陽性萎縮にぴったり当てはまる。タンパク質と脂質がほしいのだ。
 ついでに、揚げ餅を食べたあとはのどが渇くといっている。そこで、今までの醤油、塩の使用量を半分にした減塩煎餅を作った。











                                                                                                           







 
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大腸と肺の関係

2019-03-07 04:11:24 | 知識
 悪性新生物は癌のことだ。10万人あたりのグラフは、ウィキペディアの悪性腫瘍の項目にあるたいへん小さなグラフだ。それを見やすいようにした。
 再び引用する。



 女性の場合、大腸と肺の癌がピタリと一致している。

 ウィキペディアの発生学の項目から抜粋する。


発生学
ーーーーーーー
発生学では主に、受精卵の発生と組織や器官への分化を扱っている。分割が起こると、桑実胚から端に極のある胞胚となる。
左右相称動物では、胞胚の発達の仕方には大きく2通りあり、これによって動物界が二分されている。胞胚の最初にできた極が口になるのが旧口動物であり、肛門になるのが新口動物である。旧口動物には、昆虫などの多くの無脊椎動物が含まれ、新口動物には脊椎動物などの進化した動物の多くが含まれる。また、この過程を原腸形成という。
原腸形成が起こるとすぐに細胞は3つの層に分かれ、全ての器官や組織はここから作られる。
 内胚葉からは、消化管、肺、膀胱等ができる。
 中胚葉からは、筋肉、骨格、血管等ができる。
 外胚葉からは、神経管や皮膚等ができる。
ヒトでは、「胚」という言葉は、受精卵が子宮に着床した時から、妊娠後8週目頃までを指し、妊娠8週目を過ぎると胎児と呼ばれるようになる。多くの種で、初期の胚は良く似ている。これは、多くの種が同じ進化の歴史を経てきているからであると説明される。これは相同性と呼ばれる。
ーーーーーーーー

 要約すると
桑実胚から胞胚となり、端に極ができてそれが肛門になり原腸形成が起こり、細胞は3つの層に分かれ、
内胚葉からは、消化管、肺、膀胱等
中胚葉からは、筋肉、骨格、血管等
外胚葉からは、神経管や皮膚等
ができる。

 
 胞胚は3層構造になっていて、大腸よ肺は内胚葉からできている。大腸と肺は関係なさそうだが同じところからできたものだ、ということがわかった。/font>
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10万人あたり40人

2019-03-05 04:43:41 | 知識
 男性の場合



グラフの目盛りは女性では1万人の市町村にすると、4人ということになる。男性では9人。

女性では、大腸、気管支、肺の癌が増えている。
男性は肺癌がだんぜん多く、大腸癌も増えている。

女性では大腸と肺は同じように増えているが、なぜだろう。

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無理を通すことはできない。

2019-03-04 04:43:24 | 知識
ウィキペディアで癌について語句を書き抜くと


悪性腫瘍、遺伝子変異、周囲の組織へ浸潤、転移、悪性新生物、悪性腫瘍とがんは同義、
癌は狭義。がんは広義的な意味。


漢字の癌は病垂に岩(品物の山のことではないらしい。)


がんの代謝について抜粋すると、

通常の細胞
酸素が十分に供給されている時

ATP合成のエネルギー効率が高いが合成速度の遅いミトコンドリアでの酸化的リン酸化でエネルギー生産

酸素が十分に供給されない時

エネルギー効率が悪いが速度の速い解糖系によって、エネルギーを得ている。


がん細胞

酸素が十分に供給されている環境下でも、エネルギー効率の悪い解糖系を活性化している。
ーーーーーーーーー

なお、通常の細胞の代謝に関して、解糖系によるATP合成速度は電子伝達系によるATP 合成速度の約100 倍の速度を有している[7]。
癌組織の多くがブドウ糖代謝が活発なことを利用してポジトロン断層法ががん診断に利用されているーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ATP合成は解糖系と電子伝達系の二つあり、癌は解糖系を使い約100 倍の速さで増えていく。どう見ても最初から勝負はついている。

人体はなぜこのような馬鹿らしいことをしてまで癌を隔離するのだろうか。転移もするのに意味がない。やむにやまれず、緊急対応している。余裕を持った対応ではない。

これが、早期発見、早期治療が言われるゆえんだろう。癌にはかなわないといっているようなものだ。癌細胞の、ぶどう糖代謝をとめれば良いのだが正常細胞もぶどう糖代謝を行っている。燃料は同じでも使い方が100倍違う。正常細胞に燃料が回らなくなり癌細胞が潤う。正常細胞は断食しているようなものだ。

最初から断食すれば良いのに。どうせ断食状態になる。

見た目がやせ細っていくと、栄養をつけなければ、と思うだろうが、その栄養は癌細胞が横取りして100倍の速さで増えていく。

穀物菜食の治療方法ではどうだろうか。
伊藤先生は、末期的な癌の治療は難しい、と言われた。早期発見、早期治療しか方法がないように思えるが、一番良い方法は癌を作らない方法を毎日実行することだ。断食では持たないので少食で。

正常細胞を断食させるために癌細胞がその分消費している。人体は毒の集積場として癌を作り正常細胞を断食させて排毒させる方法をとった。きれいな血液を作る食べ物で正常細胞の排毒を助けなければならないだろう、癌に負けないように。
しかし、症状が進めばどうしようもなくなる。
大勢の癌患者を救った伊藤先生がおっしゃっている。




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癌ができないところ

2019-03-03 05:25:32 | 知識
 癌はできる場所によって名前がついている。ところが手術で初めの癌をとりさっても転移して新たに癌ができる。人体が毒の製造装置になっているので、とりさってもだめ、転移して大きくなる。肺にできたから肺癌となずけても転移して新たにどこかに癌細胞を作る。膵臓なら膵臓癌だ。
 こういう状態では食欲などとっくになくなっているだろう。
 しかし、全身の細胞に長年にわたりたまった毒がしぼりだされ癌へ供給される。毒が供給されるので癌は大きくなるばかりで小さくなるようなことはない。

 人体が癌を作らねばならなくなったのは、毒の封じ込めだ。癌をとりさっても人体は新たに癌を作りそこを毒のたまり場にする。全身の細胞には長年にわたり蓄積した毒がある。毒がある限り癌ができる。

 しかし、人体が癌を作らないところがある。

 ウィキペディアを見ると癌の種類がわかる。 


癌の一覧(がんのいちらん)では、TNM分類に挙げられた29種類の癌を大分類として癌の一覧を示す。
1. 副腎皮質癌(Adrenocortical cancer)
2. 肛門癌(Anal cancer)
3. 胆管癌(Biliary canal cancer)
4. 膀胱癌(Bladder cancer)
5. 乳癌(Breast cancer)
6. 子宮頚癌(Cervical cancer)
7. 慢性リンパ球性白血病(Chronic Lymphocytic Leukemia; CLL)
8. 慢性骨髄性白血病(Chronic Myelogenous Leukemia; CML)
9. 大腸癌(Colon cancer)
10. 子宮内膜癌(Endometrial cancer)
11. 食道癌(Esophageal cancer)
12. ユーイング腫瘍(Ewing's cancer)
13. 胆嚢癌(Gall bladder cancer)
14. ホジキン病(Hodgkin's disease)
15. 下咽頭癌(Hypopharyngeal cancer)
16. 喉頭癌(Laryngeal cancer)
17. 口唇口腔癌(Lip and Oral cancer)
18. 肝臓癌(Liver cancer)
19. 非小細胞肺癌(Lung cancer - non-small cell)
20. 非ホジキンリンパ腫(Lymphoma - Non-Hodgkin's)
21. 黒色腫(Melanoma)
22. 中皮腫(Mesothelioma)
23. 多発性骨髄腫(Multiple myeloma)
24. 卵巣癌(Ovarian cancer)
25. 膵臓癌(Pancreatic cancer)
26. 前立腺癌(Prostate cancer)
27. 胃癌(Stomach cancer)
28. 睾丸癌(Testicular cancer)
29. 甲状腺癌(Thyroid cancer)

ーーーーーーーーーーー

全くなじみのない言葉がある。Google検索すると

ユーイング腫瘍は骨にできる肉腫
ホジキン病はリンパと関係。
黒色腫はメラニン色素と関係。
中皮腫は胸膜、腹膜、心膜と関係。


 小腸癌や脳の癌はない。このふたつのところには癌は転移しない。なぜなのだろう。

 井戸ポンプの周辺はものすごい勢いで水がでる。末端へいくとずいぶん弱まる。ところが心臓は周囲が弱いらしい。時々心臓を取り巻く血管がつまってバイパス手術で生き延びる人がいる。
 脳はたいへん細かい血管が走っていて、しかも一番上にありながら心臓の周囲の血管よりつまらないで血液を流すという心臓から見たらうらやましいことをやっている。立った姿勢から横になるなど血圧の変化に良く耐えている。日常の情報処理はものすごい量をこなしていて、ストレスは他の臓器より比べものにならないほど受けている。ストレスで癌ができるなら真っ先にできなければならないところだ。ところが、脳癌はない。
 小腸は栄養分を吸収するため、延々と腸管が続くところなので癌が一番できやすいように思えるが小腸癌はない。同じ腸でも大腸癌はある。大腸は小腸に比べたいへん短く癌にはかかりそうもないところだ。大腸は水分を吸収するところだ。大腸と食物繊維はきっても切れない仲だ。穀物菜食をしている人間には大腸癌は関係ないだろう。一つできないところがあって良かった。

 脳、小腸、心臓に共通するものはなんだろう。それと穀物菜食者にとって大腸。

 脳ーーーぶよぶよ。中枢神経
 小腸ーーー粘膜の集合。栄養分の吸収。
 心臓ーーー筋肉の集合。血液のポンプ。
 (大腸ーーー穀物菜食者だけは関係ない、といえるか。大腸はこのさい考えないことにする。)

 共通項は何だろう。

 この三つは人体の最重要なところだ。人体としては癌を作るわけにはいかない。

 共通しているのは、

人体の最重要部分

ということだ。

 もちろん、脳細胞が一番重要だ。再生がきかない。

 最初は人体は癌を毒の集積所として作った。大きくなって転移するようになると三つの最重要なところを除いて作るようになる。
 癌にとってその三箇所をおかさないメリットは、栄養分の吸収、血液循環、つねにまちがった選択をする中枢神経、を生かして大きくなれることだ。


 なんか変な説明だ。

 穀物菜食者にとって大腸の役割はどういうものなのだろう。

 








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