玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

中苗密植で稲だらけにして、間引き青刈りをしないで、ほったらかしで収穫

2021-11-25 23:00:13 | 実験
現代の稲は、少し寒いと芽が出ないし、夏の寒さがたった数日間で実らないので、種はよほど暑いところから来た。
原種は、小麦のように手いらずだった。撒くだけ。
だが、収量は段違い、寒帯の麦との違い。

収量が多ければ品種改良の動機が少ない。暑いところで育つ原種に近いと雑草にも、ものすごく強い。ほったらかしで育つ。
だんだん温帯へ伝わっていくと、雑草に対して抜群に強いが、少しの寒さで収量0になる。
そこで生き残った稲で翌年作れば実るだろう、と。
ところが、雑草に弱くほっておくと育たない。
それでは麦に変えようか、だが、麦は副食が絶対に必要。米は副食がいらない。
しかたない、雑草ぐらい手でぬくのは簡単、めんどうくさいが。

現代の米は、江戸時代の寒さを、そうやって通過したもの。
それに江戸時代より暑いので雑草に負けてもあたりまえ。

寒さ数日間でも大減収。
気候変動の振れ幅が大きくなっている。低いほうをどうやって避けるか。人工的にどうやって安全に通過させるか。
もし、今までに雑草に強い種が出ても、見るからに貧相、目にはいらない、発見できない。収量が低そうな稲など誰も相手にしない。

現代の稲は、こういう稲なので、雑草に強いものを選別しようにもできない。
原種に近いものから選んで気長に雑草に負けないものを選んでいくしかない。

別の方法は、種蒔を密に隙間なく撒いて、育つにつれて田を稲だらけにして、雑草が生える余地がない。天気予報から気温低下の日を避けて撒く。
病気が発生する前に間引き、青刈り。めんどう。田植えしたほうが楽。
しかし、無肥料なので病気などつかない。小麦のようにほったらかしにできる。
少し種籾が多くなるが、数年分の在庫の有効利用、となれば良い。

さらに別の方法は、田植えの密植。雑草が生える隙間がないほど植える。後は同じ。
うまくいくか実験、来年が楽しみ。
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常温で虫に食われないで保存、むずかしい。

2021-11-24 23:11:33 | 穀物菜食
数年間保存した種もみ、いつでも出番待ち、だが実際に使ったことはない。数年前の籾が本当に芽が出るか試したことがない。
今年は、雀保険に使った。
食用のために保存した籾を玄米にした時、どんな味になるか。古臭い臭いがして、それこそ、臭いを嗅ぐだけでも嫌いだ、となるか、それとも、良い匂いになるか。

古臭い臭いのもとは、玄米の何かが酸化したから。
ふとんの保管をするようにすると、大きな袋にストロングバックごと入れて空気をぬいて密閉、ついでに酸化防止剤を入れる。
これで臭いがつかないで数年間保存できるなら、ただの保管庫で充分だ。だれでも考えつくことなので失敗か。

常温保存では、これ以外の方法があるのかどうか。
ネズミにかじられて、小さな穴があいても失敗。虫にかじられても失敗。
新米と同じ匂がしなくても良いなら、ただ袋に入れておくだけなので、気楽だ。

現代は暑く、反対に昔、江戸時代あたりはずいぶん寒かった。土蔵に俵で保存しておくだけの常温保存が可能なほど、害虫がいない。
現代では保冷庫に入れておくようなものと思えば、定期的な不作、飢饉が起きるほどの低温。
現代は温かく、虫が発生、活発化。避ける方法は。
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籾を3年間保存、順々に

2021-11-23 23:32:32 | 穀物菜食
今日は、稲作でも特別な日、大嘗祭。
当農園では新嘗祭の後で新米に切り替えた。
昨年産をそれまで食べるので、1年間が保存期間だ。

山林関係では、鹿島神宮が本年、20年に一度建て替えの年で工事が行われている。準備に20年間、すごい長期だ。

もし、本年も不作の場合は来年でなくなる。
そして、来年も不作では何もなくなってしまう。
そんなことが心配なのは、当農園ぐらいだが。
国のレベルではそんなことは起きない。在庫があるし、輸入できる。
その他も備蓄が世界最高レベル。抜群の信頼感。

今まで種籾だけは数年間保存した。
これから不作に関係なく自家食用米も籾で3年間保存する。過去の米を順次、食べるようになるので、いつも、基準クリア。
容積が大きくなる籾保存、3年分やっているところは無い。
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来年から大規模農家様に収穫を依頼して、気楽に。万が一にはとっておきのコンバインで

2021-11-22 19:45:45 | 穀物菜食
内側に決まりがないので、掃除しながらだいじなものを紛失、家の中なので、後で見つかることもある。掃除しないほうが良いのでは。
お客さんが来て気持ちが良いように掃除、それが原因で紛失。あっちへ片付け、こっちへ寄せて、行方不明に。お客様が見つけたことはない。
それでも、掃除はやる。きれいにしておく、礼儀だ。
それにひきかえ、こちらはーーー

そういうところへ、夕方、暗くなってから、おじゃまして、いっさい口にしない、飲食物も話題も、ややこしくならないように。
農薬を散布されてからズーーーーーっと欠席、何もしなくても良いから、でも行きたくない。
きれいな部屋、だが、習慣が全く違う。行かないでいると、時間は充分あるのかどうか、時間の問題、などと言っているのに。
他人様の御家では、正座。椅子ならきちんと座る。まず、それから。親しき中にも礼儀あり。宴会に招待された、と思って。お客様になったと思って、なんてきれいな部屋、と。


だんだん農業をやめる農家が出てきた。完全にやめてしまうのだが、統計上、委託している農家、になっている。
農地を集積して大型農業機械で効率を上げ、コストを下げる、と言う方法は、国の政策だ。県には農地集積のための公社がある。所有権はそのままで使用権が集められる。
当農園のように収穫だけ委託する形式ではなく、たいがい全面委託する。
ずいぶん思いっきりがいい話だ。当農園は、ズルズルまだやっているのか、のレベル。時間の問題、と思われているかもしれない。
慣行栽培と違い、有機栽培、自然栽培は時期が大幅にズレるので、大規模農家にとっても良い話だ。時期をズラせるかどうか、が重要。
みなさんと同じことをしていると、大規模農家といえど農業機械の能力には限界もあり、天候まかせなので、余裕がなくなる。
すると、契約の条件は、こちらの作業計画に全面的に従ってもらうが、それで良いですね、と言われれば、どうぞご自由にお使いください。それ以外選択できないのかもしれない。

実際に刈り取りを目の前で見れば、大型はすごい。だが、高価。それじゃあ、委託しよう、と考えるのが普通だ。
収穫物、現物を手に入れる、これこそ重要、これさえできれば、あとのことはどうでも良い。
だが、現物に執着しなければ、記帳の数字で良いし、現物も持ってきてくれればもっと良い。

どれだけ食べ物に執着心が強いか良くわかる。数字は後からついてくる結果にすぎない、あくまでも結果。

反対に、数字に執着、密着、粘着、だが食べ物は何でも良く、さらに味が良ければどうでも良い。
どちらが戦国時代の頭で、どちらが現代資本主義の頭か、これだけ見ると、反対だ。
実体、かたや抽象概念。実体のほうは、スッキリ、スイスイ、ナイナイ、執心なし、ゆっくり就寝。概念のほうは、出ない、たまった、夜中に目覚め。

どうせなら、せっかくだから、長い時間つぶし、暇つぶし、かもしれないが、身の回りも、中も
ーーー純粋なもの、飾り気のないもの、本物を。
掃除、たいせつだ。

収穫を委託しても、愛用のコンバインはせまい田の収穫や、大型が来れなくなった時の緊急用に使うので廃棄処分にしない。
年間稼働時間が8時間、ぐらいになるので長持ちする。もし、故障して工場入りしても、余裕で待っていられる。
あまりにも運転時間が短いので故障は起きない。故障が出る前に作業が終了。
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夕食重視論に基づいて、お付き合い

2021-11-21 08:07:07 | おつきあい
柔らかい玄米でようやく腸が正常になり、スッキリ感、ナイナイ感、が硬い玄米の時より多くて気持ち良い。とどこおりなく、たまることなく、執着心がないのと同じ、執心が無いのはこのあたりからだ。

健康を考えての夕食腹三分目。3日で終わった。
あいかわらず、夕食重視、朝食抜き、昼食腹九分目ぐらいだ。もっと詰め込みたい。ナイナイになっているから、いくらでも入る。
七分つき白米から柔らか玄米に切り替えて3日目に出るものが出てスッキリ。何より、ナイナイ感が以前より大きく、大腸が空になっているのがわかる。

3日分を一度に作るため、玄米は2倍、水も倍ぐらいで高圧1分で炊いている。高圧になるまで1.5倍に伸びた。
火力がもう少し強いコンロが必要。ついでに高圧の大釜も。
1分後火をとめてから50分ぐらいシューシュー聞こえて、調理が進んでいる。水が多いので時間が伸びるが、その分勝手に調理されて旨い。

  昔の習慣と、ピッタリ一致のーーー夕食重視論ーーーーー
現代では、夕食を始める時間は夏とあまり違わない。ほんのちょっと昔は照明などないから日暮れと夕食が同じだった。夜になると見えないから火など危なくて使えない。
冬、寒さで新陳代謝が落ちるが夜が長くなり、ゆっくりできる。睡眠も長くなり排毒も進む。
夏は冬の夜の時刻に夕食だが、昼寝をした。午睡だ。
暑く新陳代謝も高まるが、暑さで食欲減退、夜が短くなってもつりあいが取れている。
ところが、現代は夏でも冬でも同じ時間に同じことをやっている。新陳代謝とバランスがとれない。排毒できない。
昔の農家の冬の夜なべ仕事は、新陳代謝を高めるためにも良かった。が、大昔から、冬の長い夜、夕食は早めにすませ、調理など暗いところで危ないのでやらないから、長い夜を、胃腸ではなく、その他、楽しんだ。

この根拠は、明るくなると早朝から仕事をして、炊飯などしなかった、炊飯は夕方、夕食は冬は早く、夏は遅く、新陳代謝のバランスがとれていた。朝食いらない。

本当かな。
これから、日暮れが早くなり寒くなるから早めの夕食、と言うわけだね。

気になるのはーーー
ネットをテレビで見る準備もできて、夕食 会 でお付き合いの準備もできた。だが、夕食重視論で、夕食を昔のように暗くなったら早めに食べよう、と思っても、現代の習慣に慣れて間食と、そのために遅くなる夕食は、夕食重視論に合わない。
無理して夕食を軽くすませると、朝食ーーー嫌いだ。

夕食重視論を重視するなら、こちらで夕食をすませてから行くしかない。
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