http://the-liberty.com/article.php?item_id=11720
東京都知事選に関するテレビの「偏向報道」に、大きな変化が起きた。"非主要候補者"とされる18人の訴えを黙殺してきた、テレビ朝日の「報道ステーション」が27日に、一転して、彼らの声を報じたのだ。
これまでの放送では、主要な候補とされる3人に対して、97~98%程度の放送時間を割く、不公平な報道を繰り返してきた(下図)。これは、「表現の自由を濫用して選挙の公正を害することがないように」と定めた公職選挙法に、抵触しかねない重大な問題であった。
そうした事態を受け、山口敏夫氏、上杉隆氏、七海ひろこ氏、マック赤坂氏、中川暢三氏、立花孝志氏の候補者有志6人は、26日、民放テレビ4局と、放送倫理・番組向上機構(BPO)に対し、報道姿勢を改めるよう求める連名の要求書・請求書を送付し、抗議の声を上げた。
この声に影響されたためか、27日に放送された報道ステーションでは、"非主要候補"18人がすべて取り上げられ、6分27秒の時間が割かれた。逆に、鳥 越俊太郎氏、増田寛也氏、小池百合子氏の、いわゆる主要候補3人は、合計で6秒しか報じられず、全体の1.5%に過ぎなかった。
異常な言論空間に一定の修正が加えられたことは、歓迎すべきだろう。マスコミは、国民の知る権利に応える義務があり、真実を覆い隠すような偏った報道は是正すべきである。特に、選挙制度を土台にする民主主義社会であれば、なおのことだ。(山本慧)
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残念ながらこの放送を見ることが出来なかったのですが、
お昼の番組では、どこかの局が相変わらず例の3人の顔しか出していませんでした。
今朝からまた戻ってるのではないでしょうか。
正直言いまして、
散々、これまで3人しか出さなくて
投票日3日前にちらっと6分くらい出したからといって、たまたま見てた視聴者が
「へぇ~こんなに立候補してたんだ?」くらいにしか印象には残りません。
局や製作会社は最近、安倍首相が何度も何度も各社の幹部や社長をもてなし自民に召し抱えられて、
自民視点での、与党政権VS野党という構図で番組作成しているように見受けられます。
いつもこの構図なんですが、どっちにウェイトを置くかのその基準は全く分からない。
どうやら、本人たちにもわかっていないようなのです。
2009年の衆院選で、やはり自民VS民主構造に作り上げ、民主党をものすごく持ち上げていたので
どちらかといえば、ややもすると、左翼言論が強い人がお好みのようです。
それはマスコミは権力に立ち向かうものだというお考えが頭にあるからではないでしょうか。
ただそれだけなのですよね。中二病。
この記事を読むと、これからは記事にあるような報道にすればいいのだと思います。
下手にドラマチックにつくろうとするから、二極構図で、選挙という各自一斉スタートのクリーンでなければならない場で、政権争い風に仕立て上げなければならなくなり
結果、政権与党と競合する野党の政党、候補者だけが取り上げられることになる。
たぶん、製作会社のシナリオライターがわざわざつくっているんじゃないでしょうか?凝りに凝りすぎ、もう返って政治がわからなくなり、結果、政治不信に拍車がかかる。
選挙なんですから、ただ全員の立候補者のプロフと政策をしっかりと伝えて
あとは全員の街宣や活動の様子を、一人一人割り当て時間を平均に割り振って報道する。
それだけでいいんですよ。
そして、流す時にコメンテーターなんて一人もいらないんです。コメンテーターだって知識があって言ってるわけじゃない。知識人は必ず偏った独自の価値観でものを言う。
公共電波を使っている全てのメディア側の意見は何もいらない。
メディア側はもうなにも考えず、全員の候補者とその主張を万遍なく流せばいいんですよ。
何もわからないんですから。
あとは、有権者が判断して投票するのですから。
インターネットやSNSでは個人の意見がばんばん飛び交うので、公共電波はわきまえて放送すればいい。
政治を知ったかぶりして、下手に仕事はしないでいただきたい。