自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

地獄に堕ちないヒトラーの人生もあり得た?

2016-07-13 21:11:43 | 歴史・歴史問題・戦争

http://the-liberty.com/article.php?pageId=2&item_id=11615&

ヒトラーは地獄へ堕ちている。

キリスト教やユダヤ教の人なら、そりゃそうだと思うでしょう。

この記事は、そんな地獄にいるというヒトラーを話の軸にしながら、昭和天皇、東条英機、スターリン、毛沢東、フランクリン・ルーズベルト、トルーマン、チャーチルといった第二次世界大戦のリーダーたちがそれぞれ赴いているという天国・地獄のその分かれ目がわかりやすく書かれている。

これは、神の目からみた判定なのです。

映画のストーリーではなく、ノンフィクションです。

生前ヒトラーが走ったリアリズム。そしてその逆スタンスのリベラリズム。これからはこのリアリズムとリベラリズムを両立した新しい国際正義の確立が必要だとする。そしてそれは日本で戦後打ち立てた正義でもあり、日本は国際正義の確立という大役を果たす資格が十分にあるという─────。

そして、興味深いのが第二次大戦の指導者たちが赴いている世界。

東条英機やトルーマンはそれぞれ自責の念から地獄へ赴いているという。特に東条英機元首相は戦死者の霊の恨みの念や日本人の責任追及の思いが集中しているという。これは戦後、GHQの方針やその方針に沿って義務教育でなされている歴史教科書による教育によるものだと思われますが、本文には「歴史認識の見直しが進み、「日本は犯罪国家ではなく、アジア解放のために戦った。東條はそのリーダーだった」という見方が常識になれば、東條英機も"浮かばれる"ことになる。」と書かれている。

映画のストーリーではなく、ノンフィクションだ。

一方、終戦直前、民間人の犠牲を多く出した各都市への大空襲や二度の原爆を落としたルーズベルトはなんと案外天国へ赴いているという・・・・・。実際には原爆を落としたのはトルーマンだが、その計画をたてたのはルーズベルトだ。本文ではルーズベルトが天国にいる理由として「戦後、「アメリカの世紀」が訪れ、共産主義陣営と戦いながら、西側諸国に自由と繁栄をもたらしたからだろう。日本もその恩恵に浴した」とある。だが、このルーズベルトの判定は難しいものがある。

ヒトラーは地獄にいるのみならず“悪魔”の位についているそうだ。

その後、大川総裁の説かれる政治指導者の評価基準が3項目書かれている。


とにかく、ひっかかるのはルーズベルトが天国にいるということ。なぜ、人種差別でホロコーストをした人物が天国になど上がれるのか?それならヒトラーは悪魔どころか救世主の世界に行けそうだ。

どうやら、戦後、GHQにより東京裁判が行われ、全面的に日本が悪かった烙印を押され、原爆も、そうした日本だったから“仕方ない”と結論付けられれば、日本人は当時の米大統領を責める余裕などまったくなかった。そして、それは今だに継承され、ルーズベルトが間違っていたという日本人はほとんど皆無。

犠牲となった人々の“怨念”が本人に向かわなかったため、前述の仕事に対する評価のみで天国にいるらしいのだ。

そういえば、その逆の話を思い出した。マイケルジャクソンは死後、下へ落ちそうになったところを、世界中の人々の弔い、愛の思いでスゥッと天国へ上がったという。

神様の判定意外に、その人に対する人々の評価や思いが天国地獄を決める余地になるということなのね。それもそうですね人は神の子なのだから。


しかしだからといって、私は日本人に“恨め”と言って回る気はない。

正しい歴史認識から、評価対象としてきちんと彼を見てあげた方がいいと言いたい。

最近、大川隆法総裁の霊言などを基に、幸福実現党やこのザ・リバティから、日本の歴史についての真実が明かされ、信者を中心にそれが世間に広まりつつある。

そのことを「天国」から大川総裁により大悟館に呼ばれたルーズベルトはこう発言する「だからねえ、おまえらは、今、『神』を『悪魔』に変えようとする運動をやってるのだよ。神を悪魔にしようとしてるんだ」(『広島大水害と御嶽山噴火に天意はあるか』)


どうやら、ルーズベルトが立っている天国の床が危うくなってきているようなのだ・・・・。

 

憎しみを持つことはもはや捨てるべきだ。


しかし、私の個人的な思いとしては、原爆を落とした人物は自責の念で自ら地獄に赴いているというのに、それを計画した人物はのうのうと天国にいるというのでは納得がいかない。

しかもその動機はただの人種差別であり、日本に対する深い恨み心からである。実は大川総裁の霊査によりルーズベルトの前世は元寇の実行犯フビライ・ハンであることがわかっている。失敗したからと日本を恨んでいるというのだ。当時もあれだけの虐殺をしておいて、逆恨みもいいところであるし、恨む資格もないと言いたいところだ。

戦時中は当然大勢の人は死ぬものだけれど、どさくさまぎれに恨みという自分の感情を込め、あろうことかホロコーストで無意味に民間人を大勢苦しませて、それで済んでこのままで良いのだろうか?

しかも、アメリカから仕掛けられたこの“太平洋戦争”、ルーズベルトは日本が降伏することは初めからわかっていたのだ。しかし、日本もがんばり少々長期化したのだけど、まるでそれすらも想定内であったかのように、「こうしなければ日本が降伏せず、犠牲者をこれ以上増やさないため、やむなく投下する」というシナリオまで書いた(かのような)みごとなホロコースト計画には恐れ入る。

フビライといい丸腰の弱い人々を平気で虐殺するその残虐さルーズベルトも持ち合わせている。また、逆恨みもいいところだが、なにかと恨み心や妬む心を持ちやすいようだ。こうした性質と

アメリカの発展に大きく寄与しているという、発展を推し進めようとする性質。これらを踏まえると、典型的なただの無信仰レプタリアンなのだ。(これに対し信仰レプは自らの心を調整し高度な人間らしさを持つ)



「もう、あんな戦争なんて二度とごめんだ!」


戦争を経験した人たちのやり場のない悲しみは、いま、当時の日本軍や時の政府に向けられている。

でも、日本軍は私たちの祖先であり、家族であったことは間違いなく、当時の政府も軍も国や国民、ひいては自分の家族をそして子孫を、日本の未来を、守りたいという一心で戦ってくれた。太平洋戦争に好き好んでこちらから突入したのではなく自衛のために命を懸けて戦ってくださった。

日本人の常識がそうした歴史認識に立った時、自ずと、かのレプタリアンのあの世での立場も逆転してくるだろうと是非とも期待しているというのが私の率直な思いです。

そして、大川総裁の霊言が世に行きわたった時、フビライがルーズベルトであるということが日本中に知れ渡ったら、いったいこのレプタリアンはどうなるのか・・・私はそれ相応の処遇があってしかるべきではないかと強く念じる次第です。処遇と言ってもなんなのかよくわからないが、恨み心ではなく、本当の正義というものが確立されることをただただ望むものです。そして、それがこのレプタリアンのためにもなると信じています。

因みに、フビライハンでありルーズベルトであるこのレプタリアンの魂はとりあえず天国に還ったため、現代にも生まれ変わることができている。現在、中国の胡春華というポスト習近平と言われる人物。但し、見た目はかなり間の抜けたようなたぬきおやじだ。


『神』でもないけどこうした力を持つ者が、間違った国で政治的指導者となり、正義に挑戦しようとしている。

(wまさかww旧ソ連のゴルバチョフみたく民主化しちゃうなんてことないよね・・・www ないわ~)

ワールドティーチャーがいる日本が今、その挑戦を受けて立つしかないでしょう!!!

 

 

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「幸福党が候補擁立を見送っていたら、自民党が単独過半数」に一言。

2016-07-13 12:40:13 | 偏向報道・マスコミ

「幸福見送りなら自民1人区25勝」――。

 

12日付の新聞各紙が、参院選の結果分析に多くの紙面を割く中で、産経新聞が上記の見出しで興味深い記事を掲載した。

記事によれば、当選者が1人しか選ばれない「1人区」において、自民党、野党4党、幸福実現党の候補という三つ巴の構図があった。

もし、幸福実現党が候補の擁立を見送っていれば、同党の候補者が得た票が自民党に上乗せされ、自民党が接戦の末に野党連合に敗れた4選挙区で勝利し、単独過半数を確保できていた計算になるという。4選挙区とは、青森、新潟、三重、大分だ。

さらに、同紙は「自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある」と指摘している。

 

幸福実現党は、自民党の「代替政党」ではない

こうした状況は、各選挙区において幸福実現党がキャスティングボートを握り始めたことを示している。ただ、記事が伝える票数の足し引きからは、本質的な議論が抜け落ちている。

 

幸福実現党は、自民党の「代替政党」ではない。

 

幸福実現党が2009年春に立党した大きな理由の一つに、自民党に「限界」が来ていることがあった。当時、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したにもかかわらず、自民党は国防強化を訴えることに及び腰で、その年の夏の衆院選でも、争点にすることを避けた。

また、長らく自民党は、政権を維持するために、補助金や助成金などを与える代わりに、票を得る「合法的買収」を続けてきた。その結果が、1000兆円の財政赤字である。

この点について、幸福実現党は今回の参院選で、「国の借金でなく、自民党の借金である」と指摘。与党でも野党連合でもない、「新しい選択」を有権者に示し、「減税からの景気回復」「国防の強化」などを掲げ、全国に候補を擁立した。

 

幸福実現党の政策を後追いする自民党

そもそも自民党は、幸福実現党が掲げた政策を後追いしてきた事実がある。米軍基地の辺野古移転、原発再稼働の推進、TPPへの参加など、幸福実現党が掲げた政策への風当たりを見定めてから、それを後追いしてきた。

選挙から一夜明けた11日の会見でも、同じ状況が見られた。

安倍晋三首相は、今後の経済対策について「キーワードは『未来への投資』だ。未来の成長の種に大胆に投資する」と述べた。

具体的には、リニア中央新幹線の全線開業の最大8年間の前倒し、全国に農水産物や食料の輸出対応型施設を建設し、外国人観光客を呼び込むために、クルーズ 船を受け入れる港湾施設の整備などを挙げた(12日付産経新聞)。経済発展に必要な分野に大胆な投資を行うことは歓迎すべきだ。

しかし、幸福実現党は、リニアを含めた未来産業分野への大胆な投資や、農業の輸出推進の必要性を訴え続けてきた。この点においても、「後追い」感がぬぐえない。

参院選で幸福実現党は、日本を取り巻く国際状況から冷静に判断して、憲法9条の改正は急務であり、防衛予算の倍増や抑止力強化のための核装備の検討を進めるべきだと訴えてきた。一方で、安倍首相は悲願であるはずの憲法改正についてほとんど語らず、「争点隠し」を続けた。

幸福実現党が善戦したのは、国防や経済、歴史問題でも正論を訴え続けたからであり、日本の未来に責任を取る「真正保守・未来型政党」として、有権者に期待を抱かせたからだろう。

(小林真由美)

 

【関連記事】

2016年7月11日付本欄 【参院選】無風選挙の中で正論を言い続けた幸福実現党http://the-liberty.com/article.php?item_id=11614

2016年6月号 立党7周年 日本と世界をリードした幸福実現党http://the-liberty.com/article.php?item_id=11232

2014年6月号 自民党が選挙後 幸福実現党を後追いする理由http://the-liberty.com/article.php?item_id=7727


─ ─ ─

政策が近い?ちょっと待て自民の政策とはなんぞや???

聞いたこともない

初めて選挙に行こうとした時、実現党は存在しなかった。

誰が何をやろうというのか

誰が何を言っているのか

まるっきりわからない。

マスコミのせいもあるのかもしれないが、

私の勉強不足もあったかもしれないが、

祖母や周りが言うには「とにかく自民にいれておけばいい」

だから、ずっと選挙に行くことをやめていた。

それが、にわかに幸福実現党が立党してから初めて、自民党に政治らしい動きが見られた。

今与党がやってる、あるいはやろうとしている意義があるとみられる政策は全て2009年から実現党が言ってきたこと、実現党が打ち出した政策ですけど。

金融緩和、軍との互角連携、改憲、国防軍(核保有)

自公与党じゃできそうもないのが改憲と国防軍。やったとしても集団的自衛権のようにあまり今と変わらない程度でしょう。顔色伺いの自民と中共スパイの公明に何ができる?

あと、経済政策の方は、実現党の打ち出す減税問題を既成の政治家じゃ理解できないのか、まったくできていない!小さな政府なんて理解できないんでしょう。自分たちの撤退ですもんね。

金融緩和だけじゃんじゃんやって、その後のケアしないから、円が紙くずになりそうだわ!!

動物にはもっと欲しいという欲求があるけど、自分の欲を抑えて周りを富ますことができるのは人間わざ。だから別に神技がいるわけじゃない。さりとてこれができたら動物よりは上

すごく馬鹿にした言い方してるかもしれないけど、こんな当たり前のこともできないで公務員になるなと言いたい。

今のままでは、公務員も生活保護受けてるのと同じだわ。そんな輩増やしても迷惑なだけ。

なまぽ自公

なまぽ左翼野党

だから生活保護者の社会復帰させてやれないんでしょう。自分たちがいつまでも甘い汁吸ってる感覚しかないからです。

そもそも、こういう輩達の政治が前っから気に入らなかったから。幸福の側についたんだわ。

腐った政治屋は早く くたばれ。 

すみやかに くたばりたまえ。


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【参院選】無風選挙の中で正論を言い続けた幸福実現党

2016-07-12 11:11:08 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

10日に投開票された参院選は、自民党の勝利に終わった。改憲勢力は3分の2を獲得し、今後、憲法改正の発議に踏み込めるかが注目される。

話題は自民党と野党統一候補の対決くらいで、ほとんど大方の予想通りの結果となった無風の選挙の中、注目したいのが幸福実現党の善戦だ。

同党は、比例区で36万6815票を獲得し、得票率は0.65%となった。3年前の参院選から2倍近く伸ばした。全国の選挙区では、96万3585票を獲得。7つの選挙区で3万票以上となり、3年前の5倍以上に増やした選挙区もあり、トータルの得票率は1.71%となった。

幸福実現党は選挙区、比例区ともに過去最高の得票率となった。

 

日本にとって必要なことを言い続けた

幸福実現党が得票を伸ばしたのは、日本にとって必要なことを正直に訴え続けたことにあるだろう。国防面では、7年前の立党時から国防の強化を訴え続け、北朝鮮の核ミサイルに警鐘を鳴らしてきた。

今回の選挙では、日本の安全保障について考えざるを得ないような出来事が起こった。

公示直前には、中国海軍の軍艦が鹿児島県・口永良部島沖の領海に侵入し、日本を挑発した。選挙前で強硬手段に出られない政府の足元を見てのことだろう。

さらに選挙戦最終日には、北朝鮮が日本海でSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験を行った。安倍晋三首相は、「国際社会ともしっかり連携を取りな がら、断固として北朝鮮を糾弾していかなければならない」と非難する一方、「直接日本の安全保障に大きな影響を及ぼすものではない」とも述べた。

北朝鮮の軍事技術が向上し、危険が高まっていることは事実であり、だからこそ備えが必要だ。「大きな影響」が出てからでは遅すぎる。

幸福実現党は憲法9条改正や防衛予算の倍増、抑止力強化のための核装備の検討など、具体的かつ現実的な国防強化の政策を訴えてきたが、この点について、自民党はあえて争点化を避けた。

 

まず景気を回復させる決意

経済面でも思わぬ出来事が起きた。

公示2日後にはイギリスが国民投票でEU離脱の意思表示をしたため、世界経済が混乱。英ポンドへの信頼が落ちて円が買われ、円高となったが、金融政策に頼り、円安・株高を演出しようとする安倍首相の経済政策の限界を物語っている。

やはり、実体経済を強くするための具体的な経済政策が必要となる。

税収をいかに分配するかという議論が中心となるなか、幸福実現党は具体的な経済政策として、消費税を5%に減税し、GDPの6割を占める個人消費を活性化させるべきだと主張した。さらに、交通インフラの整備や、規制緩和による新産業創出などの政策も掲げた。

 

世界の平和・繁栄に構築できる日本へ

今回の参院選の結果を受けて、幸福実現党は以下のような声明を発表した。

「当選はならなかったものの、わが党の『正論』は、有権者の皆さまに一定の支持をいただいたものと考えます」「わが党は、この国を守り抜くとともに、日本を世界の平和・繁栄の構築に貢献できる国家へと飛躍させるべく、引き続き活動を展開してまいる所存です」

目の前の生活をよくすることは大切な政治の役割だ。だが、それだけにとらわれて、大きなビジョンを描けないために、日本の成長が止まっていると見ることもできる。

世界には紛争や貧困などの問題が噴出している。日本の国力からすれば、「一国平和主義」や「一国繁栄主義」に甘んじていることは許されない。「世界の平和・繁栄の構築に貢献する」という国家ビジョンこそ、今の日本に必要なものなのかもしれない。

(小川佳世子)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11614

 

 

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アメリカで中絶規制に無効判決 親子の魂には深い縁がある

2016-07-12 11:06:43 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

アメリカで、人工妊娠中絶に関するひとつの判断が示された。

アメリカ連邦最高裁が、人工妊娠中絶を規制するテキサス州の州法を、無効とする判決を出した。

この規制は、人工妊娠中絶を行う医療施設の設営を規制するもので、2013年に成立したテキサス州法に基づいて導入された。導入後、同州では、約40カ所 あった中絶を実施する病院の約半数が閉鎖され、今後も閉鎖が進む見通しだった。他の州にも、共和党を中心に同じような規制が広げられている。

しかし、この判決で他州の中絶の規制も無効になると見られている。

 

アメリカでは意見が真っ二つ

人工妊娠中絶について、アメリカでは意見が真っ二つに割れている。

一方は、今回の判決と同じ側に立つ、与党・民主党の意見だ。民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントン氏は、「全米にとっての勝利、中絶は現実の権利であるべき」と、判決を歓迎するコメントを出した。

もう一方は、中絶に反対し、その規制を強めようとする、野党・共和党の意見。

共和党の大統領候補であるドナルド・トランプ氏は、過去にインタビューで「妊娠中絶は刑罰の対象とすべきか」と問われ、「何らかの形で罰せられるべきだ」 と述べた。さすがにこの発言には、民主党だけでなく共和党の政治家からも強い批判を受け、数時間後に修正したが、中絶に反対する立場は共和党に共通してい る。

ちなみに日本では、「身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれがある」場合と、「暴行若しくは脅迫によって又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠した」場合には、合法的に中絶できることになっている。

ただ、「経済的理由」が拡大解釈されて実施されていることが多いのが現状で、特に20歳未満の中絶率は61.8%(2012年)と、半分以上にのぼっている。

 

9週目に入るころ胎児に魂が宿る

人工妊娠中絶の是非については世界各国で大きく違い、宗教的な理由から全く認められない国もあれば、合法だが反対が根強い国もあり、また、日本のように例外を設けて認めている国もある。

どの世界宗教も、厳格さに違いはあるが、人工妊娠中絶は禁止している。しかし、医療技術が進み、母体と胎児の状態がよくわかるようになった現代において、どこまで厳格に禁止すべきかの判断は揺れている。

そこで考えておきたいのが、妊娠のとき、霊的に何が起こっているか、だ。

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『じょうずな個性の伸ばし方』で、妊娠後、三カ月になると、胎児に魂が宿ります。もっとも、妊娠の場合、一カ月を四週単位で数えているので、それは実際には九週目に入るころですと述べている。

人間は、あの世から何度も生まれ変わっては、様々な時代に魂経験を積んでいる存在だ。生まれてくる前には、夫婦や親子になる人と「今回の人生を素晴らしいものにしよう」と約束して生まれてきている。親子になるのも偶然ではなく、両親と子供は深い縁がある。

こうした霊的事実を踏まえて考えれば、人工妊娠中絶はすべできはない。特に9週目以降は赤ちゃんの魂が宿るため、殺人と同じになってしまう。

ただ、やむを得ない事情で中絶する場合もある。日本のように「経済的理由」での実施が多い状況は問題があるが、母体に危険がある場合や、中絶が禁止されて いるパラグアイで強姦の被害にあって妊娠した11歳の少女が出産に至ったケースもあり、完全に禁止することにも問題はある。

もしやむを得ず中絶を選んだとしても、霊的事実を踏まえるならば、しっかりと供養の念いを手向けることが必要だ。

母親の健康や人権を守ると同時に、声なき赤ん坊の"人権"にも目を向けるべきだろう。(朗)

 

【関連記事】

2016年6月20日付本欄 ポルトガルで脳死状態の女性が出産 脳死は人の死ではないhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=11491

2015年12月30日付本欄 無脳症の赤ん坊の奇跡の成長に世界が感動 「心は脳にある」説に揺さぶりhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10705

2015年11月9日付本欄 慰安婦問題を責める前に、中国は自国の女性の人権侵害を解決せよhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10442


http://the-liberty.com/article.php?item_id=11617



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【参院選】自民大勝の裏で、民主主義が危機を迎えている

2016-07-11 14:30:32 | 政治・国防・外交・経済

自民党をはじめ、公明党、おおさか維新の会など、憲法改正に前向きな「改憲勢力」が議席を伸ばした。野党連合では、民進党が議席を減らした反面、共産党は議席を伸ばした。

今回の選挙で、民意は与党に一定の信任を与えたと言える。

 

「憲法改正」はあえて言う必要はない?

ただ、大勝した自民党の戦いは、「不正直」「不誠実」であったと言わざるを得ない。

 

日本を取り巻く国際的な環境は、極めて厳しい。中国が日本の領海に軍艦を侵入させたり、接続水域を航行させたり、明らかな挑発行為を繰り返している。また、年初に水爆実験の成功を発表した北朝鮮は、相次いでミサイル発射実験を行っている。

こうした中で行われた国政選挙であれば、責任ある与党は、本来、「国防強化」や「憲法9条改正」を、堂々と争点に掲げるべきだった。しかし、選挙戦で安倍自民党は、ほとんどこの論点に触れなかった。むしろ、争点化することを避けていたと言える。

大勝の見通しとなった10日夜、TBSの番組で、インタビューに答えた安倍首相は、こう語った。

「この選挙で、憲法改正の是非が問われていたわけではない。自民党としては、憲法改正は立党以来の悲願で、政権公約にも書き込んである。ただ、憲法改正は 国民投票で国民に問うべきだ。今後、憲法審査会できっちり議論しながら、国民的な理解が深まる中で、どの条文かについて収斂していくことが期待される」

「前から言っているから、あえて言う必要はない」と言わんばかりだ。有権者を馬鹿にした態度ではないか。争点隠しをしたと言われても仕方がない。

家庭や社会、国家に対して責任を感じる立場を「保守」と呼ぶが、「ご都合主義」の安倍自民党を、真の保守政党と呼べるのか。今後、本当に憲法改正を実現できるのか、はなはだ疑問だ。

 

安倍政権とマスコミの「不都合な関係」

経済を低迷させているアベノミクスも含めて、「失政」続きの安倍自民党だが、新聞やテレビの報道が、そうしたマイナスの部分を感じさせないのはなぜか。それは、安倍首相とマスコミが"談合"しているからだ。

 

例えば、今年1月に甘利明・前経済再生担当相の金銭問題が浮上した際や、6月に消費税の10%への増税延期を発表したタイミングで、安倍首相は新聞やテレビの関係者と相次いで会食している。

その他、2012年12月に自民党政権が発足して以降、安倍首相とのマスコミ関係者との会食は80回以上にのぼっている(本誌2016年8月号に掲載)。これは民主党政権時代と比べても極めて多い。

各業界への許認可や補助金などを通じて、有権者や業界団体にお金をバラまき、1000兆円もの財政赤字をつくってきたのは、歴代の自民党政権だが、こうし た事実に対して、マスコミはほとんど指摘しない。消費増税の再延期に対しても、本来、判断が間違っていたことを追及してもいいはずだが、マスコミはおとな しい。まるで政権に懐柔されているかのようだ。

 

権力とマスコミの癒着で、民主主義の基盤が崩れていく

もちろん、マスコミ自体の問題も大きい。新聞やテレビ、週刊誌などは、選挙戦が始まる前から当落予想を行ったり、公示後にも何度も"情勢分析"と称して議席予想を発表。「与党大勝の見通し」を報じてきた。

こうした報道を目にした有権者には、「落選する人物でなく、勝つ人物に投票したい」という心理が働く。つまり、一連のマスコミ報道は、有権者の投票行動を誘導している。

権力の側と、本来、権力をチェックする側のマスコミが一体になっている現状は極めて危うい。国民の知る権利に奉仕すべきマスコミが権力と癒着し、国民に正しい情報、フェアな情報を伝えないのであれば、民主主義の基盤は崩れていく。

今回の選挙では、信念に殉じる気持ちを持つ政治家やマスコミの不在が、改めて浮き彫りになったと言えるだろう。(格/晴)


http://the-liberty.com/article.php?item_id=11613


─ ─ ─ ─ ─

本当はマスコミはこういうことを言わないといけないと思いますよ。

他の野党もそうですが、自民は選挙でずっとこの姿勢を貫いてます。選挙では票をもらえそうなことしか言わない。こんなこと誰もが思いついてやりがちなことです。

そして、どうも 国民の多くもそれを知っていて、耳触りのいいことを言う人や好きな芸能人に票を入れている気配がある。

つまり政治なんて誰がやっても一緒、だったら 街宣はただのライブ。街頭を湧かせることを言ってくれたら、おひねりをあげたくなる。もはや、そのレベルなんだなぁ・・・。

安倍政権とマスコミの癒着報道。本当はこういうの文春や新潮の方が得意分野じゃないの?と思うんですが、自分たちが安倍さんに接待されちゃってるから何も言えない。

マスコミのシナリオは、安倍さんを叩いて野党を持ち上げるか、安倍さんを持ち上げて野党を抑え込むか、このどっちかしかない。

そしてそのシナリオにまんまと乗せられているのが国民


 

 

 

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公明党支持母体 創価学会二代目の戸田城聖氏に学ぶ 組織発展の"哲学"

2016-07-10 00:13:45 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11604

2016年7月8日収録 創価学会VS.幸福の科学 戸田城聖の哲学に学ぶ

参院選も終盤を迎え、主要各紙が選挙予測を出している。安保法制をめぐり、支持母体の創価学会から批判を浴びていた公明党だが、いつも通り手堅く票を固め、改選議席を上回る勢いだという。
公明党の集票力の強さとその思想的淵源を探るため、大川隆法・幸福の科学グループ総裁は、創価学会二代目会長・戸田城聖氏の霊を呼び、その“哲学"を聞き出した。


◎政治の背景にある宗教思想を検証する

政治を行う上では、何らかの政治哲学や精神性が必要だ。「宗教は政治に参加してはならない」という誤解があるが、精神性や哲学を一切持っていない政党など成り立たない。

安倍政権を支援する保守系政治団体「日本会議」のバックボーンには、保守的な思想を奉じる神道や新宗教などがある。また、「生長の家」は「与党とその候補者を支持しない」とのリリースを出し、「立正佼成会」も民進党候補者を支援したりしている。

共産主義は「宗教はアヘンだ」と否定するが、彼らを支える「唯物論」は一種の“宗教"といえるだろう。大川総裁は共産主義について「『旧約聖書』の千年王国の思想を取り入れ、換骨奪胎してつくった思想であり、宗教をバックボーンに持っている」と指摘している。

その観点でいえば、公明党を支える「創価学会」の思想を検証することは、公の利益にかなうことと言えよう。


◎南無妙法蓮華経を唱えていれば何でも許される?

なぜ創価学会はここまで大きくなったのか、何が人の心をつかんだのか。
戸田城聖氏の霊にそう尋ねると「とにかく利益を上げ、売り上げを上げ、人を集める。捕まえたら逃がさない」と言い放った。

ただ、他宗を徹底的に排撃すれば、通常は人心が離れていくもの。なぜ味方が増えたのか。
戸田氏の霊は、「PR作戦として非常に有効だよね」「他のものをやっつけることで勝つ気分を味わえる。勝つ気分と団結力が増すわけね」と、攻撃的なやり方を肯定。こうした闘争を展開していくために、「何が正しいかなんて考えちゃいけないんだよ」と述べた。

さらに戸田氏の霊は、「宗教は欲望を正そうとするから人気がないんだ」「創価学会はどんな欲望でも肯定してくれる。南無妙法蓮華経が全部浄化してくれる」と、“お題目"を唱えておけば、何をやっても構わないかのような考え方を示した。


◎公明党に投票した人の行き先は?

こうした思想に基づいた政治で、国民を幸福にすることはできるのか。戸田氏の霊に、公明党に投票すると天国に還れるのかを尋ねたところ、「そんなの知るか」と開き直った。
戸田氏の霊は、霊界について正しく理解していなかったようで、自らが死んであの世にいるという認識もなかった。

幸福の科学の霊査によれば、戸田氏の霊は火炎地獄に堕ちて苦しんでいる。組織拡大のために、闘争や破壊、脅しを肯定する心が炎という形で現れているのだ。平和や平等を訴え、ソフトイメージを打ち出す公明党だが、その背景には欲望や闘争を肯定する宗教思想がある。
こうした思想に共鳴するなら、死後に幸福な世界に還ることができないのはもちろんだが、この世においても人間関係のトラブルを招き、一時的にはともかく、長期的な成功は難しそうだ。

な お、2010年8月に収録した、創価学会初代会長の牧口常三郎氏の霊言では、牧口氏の霊は「総本山の大石寺と決裂したあたりからは、私は正直に言って、 『宗教としての創価学会というのは邪教だ』と考えております」と驚くべき発言をした(『宗教決断の時代 目からウロコの宗教選び(1)』第2章所収)。
さらにその翌日には池田大作名誉会長の守護霊霊言を収録。池田氏の守護霊は「政治が絡むと草刈場にされる」「次の代では、創価学会は分裂させられてしまう」と危機感をあらわにしていた(『宗教イノベーションの時代 目からウロコの宗教選び(2)』第3章所収)。

宗教はこの世だけではなく、来世の幸福も左右する。本当に人々を幸福にする宗教思想とは何か、またそれを実現できる政党はどこか。真剣に考えたい。

 


【関連書籍】
幸福の科学出版 『宗教決断の時代 目からウロコの宗教選び(1)』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=60

幸福の科学出版 『宗教イノベーションの時代 目からウロコの宗教選び(2)』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=59

幸福の科学出版 『政治と宗教を貫く』 大川隆法×大川真輝著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1688

【関連記事】
Web限定記事 日蓮聖人の霊は集団的自衛権を認めない日蓮宗信徒に一喝
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7927

2014年1月2日付本欄 靖国参拝を牽制する公明党と連立を維持できるのか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7176

2016年5月3日付本欄 5月3日「憲法記念日」に思う 改憲論議に加えるべき「政教分離原則」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11285

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全世界に「神の正義」を打ち立てる革命を 大川隆法総裁 御生誕際・大講演会「地球を救う光」

2016-07-07 20:40:53 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

全世界に「神の正義」を打ち立てる革命を

大川隆法総裁 御生誕際・大講演会「地球を救う光」


大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁の誕生日を祝う、御生誕祭・大講演会「地球を救う光」が6日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)を本会場に開催された。講演の様子は、同グループの中継網を通じて、全国・全世界に同時中継された。

なお、本講演会は、大川隆法総裁による2500回目の説法となった。

 

民族や宗教の違いを乗り越えるために

大川総裁は冒頭、イスラム国を名乗る組織が、バングラデシュの首都ダッカで起こしたテロ事件を念頭に、イスラム系のテロ事件が世界を揺るがしていることについて、悲しみの念いと、「痛切な責任」という言葉を用いてこの問題を解決していく決意を示した。

過激派が外国人の異教徒を殺害したこと自体について善悪は明らかだとしながらも、大川総裁は別の2つの視点を提示した。

ひとつは、イスラム国の人々が、こうした行為をどう考えているのか。

そしてもう一つは、アッラーの名の下に異教徒を殺した行為について「アッラーの神がどう考えているか」という視点である。

大川総裁は、アッラーは慈悲の神であり、「その教えを広げる過程において、罪もない人たちを苦しみや嘆きのなかに置くことを予定しているわけではない」と、過激な行動を戒めた。

そして、キリスト教とイスラム教が信仰の違いゆえに理解しあえず、争い続けている歴史を乗り越えるために、「根源なる神が、本源なる神が、何を考え、人々に与えんとしているかということを知っていただきたい」と、キリスト教、イスラム教、そして仏教が、すべて慈悲の教えを説いていることを力強く語った。

 

日本の発展のためにとるべき道とは

大川総裁は、日本の国内政治の課題についても触れた。現在、参院の選挙戦が繰り広げられているが、沖縄の米軍基地移設や憲法改正といった国家の存続にかかわる大切なテーマについて議論されない現状について、「大事なことを語らないで議席だけ取って、それから後、法案として通そうというようなスタイルは、責任ある態度とはいえない」と喝破した。

さらに、日本では25年もの間、経済発展が止まっており、現在も有効な手が打てていないことを指摘。「マネタリズムという、近代経済学の一手法だけで、経済繁栄を起こすことはできない」と、金融緩和に頼る現政権の無策に警鐘を鳴らし、今後日本がとるべき具体的な経済政策を示した。

最後に大川総裁は、「世界正義を樹立し、人々に善悪を教えるものは正しい宗教です」と力強く宣言。会場はスタンディングオベーションでそれに応えた。

 

 

本講演では、他にも次のような多岐にわたる論点への言及があった。

  • 革命とテロの決定的な違いは何か。

  • 香港の「雨傘革命」が目指したものとは。

  • 選挙後の国会で大きなテーマとなる憲法改正について。

  • 憲法9条の根本的な問題点とは。

  • アメリカは「世界的正義」を考えてきた。

  • 金融緩和してもお金を借りない企業が多いのはなぜか。

  • アベノミクスが「次のステップ」として取り組むべきこととは。

  • 米軍撤退によって日本に起きる危機とは。

  • 平和を求めるなら原発を止めてはいけない。

  • 次のアメリカ大統領が日本に求めるものとは。

  • 国民主権を侵すマスコミ権力。

  • 宗教が果たすべき「聖なる使命」とは。

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧い(下記参照)。

幸福の科学に関するお問い合わせは

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

Fax:03-5793-1713 : (24時間受付)

公式HP : happy-science.jpまで。

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11593



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【参院選】自民・公明・社民・民進・共産・こころ・無所属。だれも国防を訴えない!

2016-07-05 11:10:58 | 政治・国防・外交・経済

『カエルの楽園』がこの参院選に問いかけるもの

『永遠の0』や『海賊とよばれた男』などを著したベストセラー作家、百田尚樹氏の最新刊『カエルの楽園』の売れ行きが好調だ。テレビなどのメディアに取り上げられる機会が少ない割に、発売から約4カ月で、20万部以上を売り上げているという。

同書は、現代の日本や日本人を痛烈に皮肉る寓話だ。そのキャッチコピーは「最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる」。以下、まだ読んでいない方、これから読もうと考えている方に、そのストーリーを簡単に紹介したい。


奇妙な「三戒」を守れば平和が保てると信じるカエルたち

凶暴な別の種類のカエルによって母国を侵略されたアマガエルのソクラテスとロベルトは、安住の地を求めて旅に出た。さまざまな危険と隣り合わせの旅の末、2匹は命からがら豊かで平和な国「ナパージュ」に辿り着く。

そこでは心優しいツチガエルたちが平和に暮らしており、ソクラテスとロベルトは、ついに「カエルの楽園」にたどり着いたと喜んだ。しかしソクラテスは、その国の事情を調べていくうちに、この国の何かがおかしいと、疑念を抱くようになる。

ナパージュの国民は、奇妙な戒律を守っていた。それは、「(1)カエルを信じろ」「(2)カエルと争うな」「(3)争うための力を持つな」という「三戒」だ。

情報発信者である「デイブレイク」というカエルが、毎日、「この三戒を何よりも大切にすることで、この国の平和を保つことができる」と集会で国民に語りかけ、国民もそれを信じて疑わない。

そんな中、すぐ近くの沼に棲む、身体が大きく凶暴な性格のウシガエルが、少しずつナパージュの領土に入り込み、ツチガエルを侵略する機会をうかがってい た。ウシガエルの危険性を訴え、もしもの時のためには「三戒」を破棄して国を守ることを主張する政治家や国民は、国民から袋叩きに遭い、殺されてしまっ た。そんなある日、恐れていた事態がついに起きてしまった――。


現代の日本に迫る危機を風刺

この寓話は、現在の日本を風刺的に描いている。

作者の百田氏は、「三戒」を守ることで、国を危機的状況に追いやるカエルたちの愚かさを描き、「憲法9条を守れば戦争は起きない」と考えるような、平和ボケした日本人に警鐘を鳴らしているのだ。

その中では、「デイブレイク」という、国民を扇動する情報発信者を登場させることで、いわゆる「朝日新聞論法」を強烈に皮肉っている。

日本の多くの国民は、今、日本が享受している平和が、今後もずっと続いていくと信じて疑わない。中には、「戦争をする力を持たないことで、戦争は起きない」「軍事力を持つと相手国を挑発してしまい、戦争を引き起こす」と主張する人もいる。


国防を真正面から訴える政党の少なさ

しかし、中国や北朝鮮などの軍事的な拡大に目を向ければ、日本の国防体制を強化しなければいけないことは明らかだ。

現在、参院選を目前にし、自民党、公明党、民進党、共産党は、社会保障問題や、経済政策など、国防以外の争点を全面に押し出して戦っている。

しかし、国が侵略されてしまえば、経済も社会保障もなくなる。政治には、国民の生命や財産、安全を守る責任がある。

その思いで、国防強化を真正面から訴えている政党もある。

例えば、幸福実現党の政策には、アメリカとの連携強化や憲法9条の改正、自衛隊の装備拡充、防衛 予算の倍増、核装備の検討など、具体的な防衛力強化のための方法が並んでいる。国防の危機が迫る今、有権者には「新しい選択」が迫られている。

(小林真由美)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11583


─ ─ ─ ─ ─

日本人が物言わず、角の立たない、まったりとした、平和を好む性質だということは、日本人の両親から日本人として産まれて日本で育つと身を以てよくわかる。

そして、それはそれで何にも代えがたく素晴らしく感じられる。

しかし、先人たちはそうした性質だけで生きてきたわけではないことは誰もが知っている。先人たちは欧米のやり方に我慢ならず立ち上がったのだ。アジアのため、ひいては自分たちの為に。

でも日本人の多くは、もう「あの時」のような戦争に巻き込まれたくない。と思い、GHQのもたらした憲法9条さえあれば、二度と戦争に巻き込まれないと固く信じている。

一方で保守的な人たちは、昨今の中共の尖閣乱入や南シナ海での横暴、北朝鮮の不穏なミサイル発射に対し、国防対策を立てた方がいいと感じている。

自民も基本的には憲法改正を考えているみたいだし、中山恭子さん代表の日本の心を大切にする党も一応は国防を強化するとは言っている。

でも、選挙の街宣や政見放送などの直接国民に訴える場では、そうしたことは口をつぐんでしまう。「三戒」を破棄して国を守ることを主張するツチガエルたちのように袋叩きに合うことを恐れているからだ。

確かに、票をもらわなければ国政には携われない、国政に携われなければ、憲法も改正できない。

だから、選挙では国民の耳触りの良い事だけを言う。当選してしまえばこっちのもの?ですか?

それでいいのしょうか、私たちは?

政治家から真実を教えてもらえない国民

こんなことだから政治家にいいように財政を使われてしまい挙句はもっと税金よこせとせびられる。

民主主義で“お上”制度は通用しない。気持ちよく“お上”の言うことを聞いていれば安泰なんて江戸時代じゃない。

私たちが政治家に真実を言え!と声を上げなきゃならない。それが民主主義の根本精神なのだ!!!

声を上げないから、共産みたいな暴力革命プロ市民が跋扈する間違った奴らが暴れるのだ。暴れさせているのだ。暴れさせちゃいけないんです。

「声を上げるの苦手だから…。」(恥)

こんな“ブリッ子”が袋叩きにあっていた時代もあったけど、結局は、やっぱ面倒だからみんなで“ブリッ子”してれば怖くな~い、とばかりに老若男女で“ブリッ子”合戦なのか?

かわい子ぶってる間に死んでまうわ。


 

 

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