行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

13年後の話ですが・・・

2007-10-21 02:18:37 | 社会・経済

 13年後といいますと、西暦2020年です。まだまだ先の話に思える方も多いと思います。今、30歳の方ですと43歳、39歳の方ですと52歳ですから、私とほぼ同じ年齢です。

「えっ、私が40歳!そんなぁ~信じられない~」と嘆き悲しむ方、

「俺が52歳なんて、ジジィじゃないか!」なんて、ぼやいていらっしゃる貴方!

 でも、本当に、13年なんて直ぐに経っちゃいますよ! おっと、今日のテーマは年齢ではないのです。実は、人口のお話なのです。

 国立社会保障・人口問題研究所てご存じですか? 私は知りませんでしたが・・・。その国家機関が5年も前に行っていた統計調査があります。それが『日本の将来推計人口』とい名の人口推計調査です。

「それが、どうしたんだ!」

 まあまあ怒らないで下さい。その調査結果によると、我が日本の人口のピークは昨年の2006年だったんです。ご存じでしたか?実は、TVニュースで何回か聞いた記憶があるのではないでしょうか?

 1億2,773万人、この数値が日本建国以来の最大の人口数なのです。これが、2020年では、1億2,410万人と、おそよ現在より363万人減ってしまいます。

「ふぅ~ん、それで?少しくらい減った方がいいじゃん!」なんて言っている貴方、本当にいいんですか?

 確かに、人口全体としては、僅か2.84%の減少ですから、大したことはありません。しかし、中学校を卒業したばかりの15歳から、64歳までのいわゆる働ける人達の人口数を見ると今年2007年が8,327万人なのに対して、2020年では7,445万人と、およそ882万人も減ってしまうんです。この人数は、東京23区が無くなってしまうのと同じです。

 この数って、実は恐ろしい数字なんです。こんな話を最近、顧問先での勉強会でお話したり、インターネットのコラムに書いたりしました。

 http://www.entre-stage.net/est04/

 お見苦しい写真もあるかと思いますが、どうかご容赦をm(_ _)m。

 このブログは、独り言ですから、次回は2050年の日本がどうなっているのかをSF風に書いてみますか(^_^)v

コメント (10)
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