世界的に日本語ブームであるにも関わらず、日本語学校に入学する外国人数が激減しているのだそうだ。
2日、六本木ヒルズのハリウッドビューティ専門学校内にある講堂で行われたシンポジウムに参加してみた。日本語教育関係者、学会、官界の方々など180名あまりの方々が参加されていたようだ。
文化庁長官、前文部科学省副大臣の基調講演の後、学者+日本語学校関係者などのパネリストによるディスカッションが行われた。
文化として日本語普及の必要性、定住外国人の国家としての施策の必要性、依然として続く日本学校入学手続の煩雑さなどの問題点が提示され、中々興味のあるテーマでありました。
我々行政書士は、川下(かわしも)側である大学、専門学校等の卒業生の入管手続きを企業又は外国人ご本人から依頼を受けることはあっても、川上(かわかみ)側である日本語学校入学に関わる入管手続きは我々行政書士が行うことは制度上まず無いのである。
従って、あまり日本語学校関係者の方々との接点がなかったので、シンポジウム後の懇親会での意見交換も含めて大変興味深いお話を伺えたと思う。
とかく、士業業界の人々は同業との会合に時間を割きがちとなり、内向きになり易い傾向があるので、研究者など異分野の方々へ我々行政書士としての意見を発信して欲しいとおしゃっていた元国際部長のE先生も、ご多忙の中(弁護士会館での韓国新移民法研究会から、こちらへ駆けつけたとの事)で懇親会に駆けつけていらしたのはさすがでした。