”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

13日目:十勝岳 2,077m

2006年07月18日 | bum
初めての北海道バムも今日が最終日である、バム生活にも慣れ、これからというのにもう帰らなければ成らないとは・・考えて見れば夢のような日々だった。昨夜は涼しくて快適な夜だった、夜中相当雨が降ってたようだが、朝起きたら止んでた、何と十勝岳と噴煙が良く見えた、天気は一時安定しているようだ、然し予報は終日小雨と成っていたので雨対策にポンチョと傘持って5時出発。

                  <<十勝岳と噴煙が見えた>>


                <<避難小屋があった>>

途中2組抜いてドンドン行く、7座目とも成ると足が慣れたのか、スイスイ進む。途中雨が降り出したのでポンチョ被り進む。7時半山頂着。私が本日の発登頂者のようだ、誰も居ない。写真撮ったり景色眺める。霧も出てきて余り展望は無かったが、すぐ横の美瑛岳は良く見えた、雨が止まず、霧がだんだん濃くなってきたので早々に下山開始。9時10分登山口「望岳台」に戻った、観光客の車が増えていたが、大した数ではなかった。これで7座も踏破出来た、残る大雪山とトムラウシは次回のお楽しみとし、今回の登山は終了とする。

さて締めくくり温泉は、昨日偵察した吹上温泉の「保養センター白銀荘」の露天風呂に行く事にした、10時から入浴可能なので時間つぶしに今日の記録をつけた。10時に成ったので車で10分ほど走り吹上温泉に到着。600円払って風呂に・・広いヒバ浴槽風呂に泡風呂、露天は4つほど有った。入ってた地元のオジサン達と、いろいろ話す、名古屋は暑いらしいが、そんなに暑いんかえ~いつごろまで?とか色々聞かれた。万博で来た人が近所にいるらしく、名古屋は、暑い!という事に成っているようだ。

           <<吹上温泉白銀荘の露天風呂と地元のオジサン>>


11時に風呂出て車に戻ると突然大雨に成った。十勝岳方面は完全に雲の中だ。早く登っていて正解だった。今ごろ山頂は大変な嵐と思われた。

さあいよいよ苫小牧に向け移動だ、フェリーは今夜11時55分苫小牧東港発である。地図を見ながらルートを検討、真っ直ぐ南下するR237が良さそうだ。山を下り富良野に出て日高を通る事にした。日高で幌尻の後走った道を戻る事になるだろう。11時半移動開始。すぐにすごい雨に遭遇、道路がまるで川のように成っている。山をほぼ下った所で十勝岳方向を振り返ると真っ黒な雨雲に覆われていた。

                     <<十勝岳は厚い雨雲の中>>


大雨シャワーのおかげで車の前方に一杯付着した虫の死骸がだいぶ落ちて綺麗に成ってた。その後国道に出てからも断続的に豪雨が有った、ラジオ聞いてたら道内あちこちで大雨洪水警報が発令されたようだ。幌尻の額平川は大変な事に成っている事だろう、恐らく今日は通過出来ないだろう。

今回はタイミング良く、登山日は割と良い天気、移動日が大雨。全く運が良かった。先週泊まった日高の道の駅に午後3時着、ここで大休止、ビール飲んでしばらく昼寝する。苫小牧のフェリー乗り場に午後10時頃に着けばよいので今日は余裕で道草食いながら走った。それでも予定よりだいぶ早い9時半に苫小牧東港に到着、夜間で周囲に何も無い港なので遠くからも照明を受けてフェリーが見えた。車を駐車場に停め乗船手続きをした。11時に乗船開始らしい、1時間も有るので車内でカセットコンロでラーメン作って食べた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする